amazon goが、
サンフランシスコとシカゴにオープンする。
商人舎流通SuperNews。
Amazon news|
サンフランシスコとシカゴにamazon goオープン!!
ただし、アマゾンは正式に発表していない。
だから多分、秋になるか、年末になるか。
しかもこのamazon goは高価な店舗だ。
システムに関しても、
今年1月にオープンした、
シアトル店の結果をもとに、
新しい店で修正してくるに違いない。
だから時間がかかるだろう。
まだ、シアトルのamazon goを、
訪れることに意味はある。
商人舎USA研修Specialコース。
Amazon goへGo!
開催します。
7月13日~17日。
トップ、幹部のみなさん、
ぜひご一緒しましょう。
自分でいうのも気恥ずかしいのですが、
今、この店とその背景の解説をさせたら
結城義晴がナンバー1だと思う。
厚かましくてすみません。
それでもAmazon goを、
体験してみなければいけない。
未来の小売業を、
自分で体験することです。
さらに月刊商人舎5月号を読んで、
じっくりと考えてみてください。
「すでに起こった未来」が、
見えてくるでしょう。
私と一緒に、
その未来を見に行きましょう。
さて、ラスベガスに滞在中。
私は5日になる。
商人舎USA視察Basicコース。
2日目の朝は、
フラミンゴホテルの会議室で、
8時から講義。
ベーシックコースは毎朝、
結城義晴が2時間から3時間、講義する。
そのうえで、
アメリカ消費産業の潮流と、
小売業の最新の動向を解説。
アメリカで学んだことを、
そのまま真似るのではなく、
ドラッカーの言うように、
「補助線」にする。
2時間15分ほどの講義は
あっという間に終わった。
その後、
今日、明日の2日間で行う、
商品調査のガイダンス。
52名が10チームに分かれて
視察と調査を行う。
ツアー解説は、昨年に引き続き、
マーケティング担当のトミーさん。
長髪・髭は相変わらず。
ホールフーズの商品政策を、
トミーさんが丁寧に説明してくれる。
アメリカで大流行のコンブチャ。
いわゆる紅茶キノコ飲料。
コーナー化され、一番売れている商品だ。
アマゾンの傘下に入って、
ホールフーズは変わりつつある。
トミーさんは期待する。
「アマゾンの資本力によって、
ホールフーズはさらに成長できる」
ホールフーズの店頭のジュースバー。
フレッシュな果物を使って、実にうまい。
デリやジュースバーは人気だが、
以前に比べて、
商品在庫量は減った。
アマゾン傘下になって、
主力商品をディスカウントした。
これが既存顧客の店離れを起こしつつある。
ホールフーズの抱える現在の課題だ。
キャプテンのディビットさんが、
入口で出迎えてくれた。
通訳はキューティ上松。
52名の大所帯。
ワイン売場では、
面白いものを見せてくれた。
質問にもていねいに答えてくれた、
キャプテン・ディビット。
ディビットさんは、
5年前にトレーダー・ジョーに転籍した。
その前はノードストロームで働いていた。
「どちらもよい会社だが、
今の方が楽しい」と言う。
ナイスガイのディビット店長に、
扇子とワインボトルカバーをプレゼント。
プレゼンターは亀谷しづえ。
商人舎ゼネラルマネジャー。
サービスカウンターの壁に、
キャプテン・ディビットを中心に、
スタッフたちの似顔絵が飾られている。
シエラ店長は、
女性初の青果部門のマネジャーを経て、
店長になった。
事前に資料を用意して、
部門ごとのSKU数や
店の運営について語ってくれた。
「ライバルはどこか?」の質問に、
即座に2社を挙げた。
ホールフーズとトレーダー・ジョー。
ここまで、オーガニック&ナチュラルの
スーパーマーケット御三家を視察し、
インタビューした。
それぞれの違いが表れた内容だった。
コストコは日本でもアメリカでも、
変わらない。
昨日視察したサムズの在庫量と比べると、
桁違いに多い。
それだけ売っている。
お客の数も、
購入している量も
サムズとは全然違う。
ラスベガス地区でのコストコシェアは、
4店舗で8.4%だが、
まだまだ伸びそうだ。
主通路で展開されるアクションアレイ。
売り込みたい商品を島陳列して訴求する。
早速、商品調査を開始するメンバーたち。
商人舎のベーシックコースでは
商品の価格とフェイス数を調査して、
各社の商品政策を分析する。
アメリカでは、店を閉めずに、
営業しながら改装する。
床には、撤去された跡が残る。
ローコストな倉庫型店舗は、
ワンフロアで7500㎡。
ゴンドラもご覧の通り、
向こうが見えないほどの陳列線の長さ。
ウィンコは、
ウォルマートの75分の1の企業規模だ。
それでもウォルマートよりも安さを出す。
2日目の視察は、
前半にスペシャルティタイプを、
後半はディスカウントタイプを視察した。
それぞれの企業の違いを学んだ。
ホテルに戻って、
すぐに事務局とスペイン料理の
Julian Serrano Tapasへ。
ワインとおいしい料理で大満足。
店を選んでくれたのは、
佐藤公彦さん。
JTB添乗員のカリスマ佐藤。
JTB営業マンの
レジェンド小阪と3人で、
今日最後の写真。
レジエンド小阪ではない。
2日目も充実していた。
今、ラスベガスにいるけれど、
AmazonGoへGo!
よろしく。
(つづきます)
〈結城義晴〉