朝から東京・小平。
第一屋製パン(株)取締役会。
会議が終わってから、
細貝理榮会長の部屋でちょっと話した。
第一パンのポジショニングと、
お取引先の小売業のポジショニング。
それがマッチすることが大事だ。
その後、横浜商人舎オフィス。
(株)セールスフォース・ドットコムから、
お二人がやってきてくれた。
小泉潤一さん(中)と二見仁基さん。
小泉さんは旧知の、
シニアストラテジックアカウントマネージャー。
二見さんは、
コンシューマー 通信 メディア営業本部第一営業部長。
セールスフォースは、
今年も「米国働きがいのある企業」第1位。
サンフランシスコに大きなビルが完成。
昨年の9月号で、
同社ドワイト・ムーアさんと電話対談した。
「エンゲージITマーケティング」
去年の9月号も特集はアメリカ。
2017US Retail「業態」テキスト
7大業態+Amazonの最新の変容模様を描き出す
今年は、
2018US-Retail視察ガイドブック
商人舎編 注目都市圏 「アメリカの歩き方」
2冊の9月号を読んで、あるいは携えて、
是非ともアメリカを訪れてほしい。
これからはドワイト・ムーアさんが、
アメリカで迎えてくれて、
様々な解説をしてくれるだろう。
商人舎流通SuperNews。
おかげさまで、アクセス数が急上昇。
ウォルマートnews|
オンライン注文した食料品引取りに新型キオスク導入
無人キオスクでオンライン注文の食品を
引き取ることができる。
オンライン注文の非食品は、
「ピックアップ・タワー」で受け取る。
こちらは店舗内に導入済み。
今年末までにさらに700店舗に導入予定。
ウォルマートも日々、変わっている。
アメリカではそれらも体験できる。
さて、大坂なおみさん。
今、アメリカから帰国している。
テニス全米オープンの覇者。
東京新聞巻頭の「筆洗」
一昨日のコラムがいい。
「ナオミ」という女性の名前を取り上げる。
英国モデルのナオミ・キャンベル、
英国女優のナオミ・ワッツ。
古い歌謡曲の「ナオミの夢」は、
イスラエル出身のヘドバとダビデ。
谷崎潤一郎の『痴人の愛』では、
魅力的な女給の名が「奈緒美」
「NAOMI」はヘブライ語で、
「喜び」を意味する。
外国でも日本でも、
「ナオミ」はなじみ深い。
大坂なおみさんは、
「名前が国際的なら、
育ったバックボーンも
世界のたくさんの色で彩られている」
「お父上がハイチ出身、
お母上が日本人。
大阪出身で米国暮らし。
大阪やお母上の出身地北海道に加えて
ハイチでも喜びの声が上がる」
そして結論。
「たくさんの”故郷”があるということは、
たくさんの”故郷”の人を
喜ばせられるということだろう」
考えてみるとアメリカという国は、
たくさんの故郷を持つ国民の集まりだ。
それがアメリカのパワーの源である。
20歳のテニスプレーヤーの言動に触れて、
私たちはいかにもアメリカ的なNAOMIと、
日本的ななおみの両方の融合を見て、
感動するのだと思う。
〈結城義晴〉