旧約聖書の創世記。
神は、はじめに、
天と地をつくった。
闇の中に光をつくって、
昼と夜ができた。
二日目に神は、
空をつくった。
三日目に海と地をつくって、
そして植物を茂らせた。
四日目に神は、
太陽と月と星をつくり、
五日目に、魚と鳥をつくった。
六日目には、動物をつくり、
この日、神は自分に似せて、
男と女を創造した。
名前をアダムとイブといった。
そして七日目に神は、休んだ。
だから七日目の日曜日は、
安息日とされた。
だからむかしむかしの欧米では、
商店は日曜日には営業しなかった。
スーパーマーケットも、
ドラッグストアも、
店を開けなかった。
コンビニエンスストアが発達し、
ウォルマートが24時間営業をし、
364日の営業を始めてからだろうか、
米国でも日曜日は書き入れ時となった。
しかし、秋分の日の日曜日。
本来の安息の日。
私は、YCATからリムジンバス。
横浜シティエアターミナル。
横浜名物マリンタワー。
そしてベイブリッジ。
横浜港とみなとみらい。
三連休で首都高速道路は大渋滞。
通常は1時間半の工程を、
2時間10分かかって、
東京成田国際空港。
第1エアーターミナル。
安息の日でも空港は込み合っている。
第1エアーターミナルの団体待合室S-1。
これからアメリカへ出発するグループ。
松井秀正さんが、私を紹介してくれた。
㈱大木ヘルスケアホールディングス社長。
1時から2時半まで、
アメリカのガイダンス講義。
日曜日だけれど、
アメリカ小売業の講義だと聞けば、
私は休んではいられない。
月刊商人舎9月号特集は、
「US-Retail視察ガイドブック」
このグループは、
ラスベガスとサンフランシスコを訪問。
9月号と35ページのレジュメを使って、
アメリカ小売業の全体像と未来像を、
かなり早口でレクチャー。
90分の講義とその後の質疑応答。
終わって、拍手をもらった。
ご清聴に感謝。
私は今回、引率はしない。
空港での事前レクチャーだけ。
「これからのドラッグストアを考える会」
鶴羽順さんと青木宏憲さんがリーダー。
鶴羽さんは㈱ツルハ社長、
青木さんは㈱クスリのアオキホールディングス社長。
写真では私の両サイドに写っている。
事務局は大木ヘルスケアホールディングス。
これからのドラッグストアを考え抜き、
新しい時代を築いてほしい。
現在のアメリカの最新商業統計では、
ファーマシー&ドラッグストアは、
総年商2718億8100万ドル。
1ドル100円換算で27兆1881億円。
日本のドラッグストア業界は、
経済産業省の調べで6兆円。
アメリカは日本の約4.5倍。
人口比はアメリカが約2.5倍。
まだまだ日本のドラッグストアは、
まだまだ頑張らねばいけない。
大渋滞の三連休中日、
日曜漫歩で成田までやってきて、
おおいに満足だった。
〈結城義晴〉