Aloha!
ハロー!
ようこそ!
ありがとう!
I love you!
そして、さようなら!
色々な意味を含む、いい言葉です。
ハワイ語のAloは「何々の前に」を意味し、
Haは「神の贈り物」、あるいは「命」のこと。
ニュアンスはわかるでしょう。
神の贈り物、尊い命のあなた、
私はその前にいます。
心が洗われるようだ。
Aloha!!
商人舎ハワイビギナーズコース。
第5回目を迎える。
その第3日目は、各自の自由研修。
夜が明けて、ワイキキビーチ。
6時だというのに椰子の木の生えるビーチに、
人々が繰り出す。
そしてもう泳いだり、波乗りしたり。
ホテルはプリンセス・カイウラニ。
私は7時半集合で、
Pearl Country Club。
パールハーバーを見下ろすコース。
アロハスタジアムが見える。
1967年オープン、
日本人のアキオ・サトウさんの設計。
だから日本のコースをラウンドしている錯覚に陥る。
スタートのバックナインは、
山側につくられていて、
海に向かって傾斜している。
そしてパールハーバーに向かって、
意外に芽がきつい。
10番からのフロントナインは、
フリーウェイ側にある。
全体に真珠湾が見えるホールが多くて、
景観は素晴らしい。
カリスマ佐藤、
ゼネラルマネジャー亀谷とラウンド。
もちろんパールハーバーをバックに、
Go! Go! ポーズ。
楽しいラウンドでした。
午後は爆睡。
ニューヨークからサンフランシスコ、
そしてこのホノルルまでの激務、
それにゴルフプレーの疲労が溜まって、
「疲れの集大成」。
夜はアランチーノ・ディ・マーレ。
イタリアンレストラン。
ハワイに行ったら是非、
食べてみてください。
おススメです。
店内に掲示してある絵画。
シャンパン。
日穀製粉(株)の峯村美和子さんと。
総務本部人事部人事課係長。
2本目は赤ワイン。
カリフォルニアのジンファンデル。
ロブスターのスープと、
サラダに前菜。
それからウニのスパゲッティと、
パルミジャーノ・レッジャーノのリゾット。
夢中で食べて、飲んで、
私、写真を撮るのを忘れた。
(株)マツモトの松本舞希子さんと 川見奈都子さん。
二人とも 店舗運営部トレーナー。
日穀製粉の三井桂子さん(右)と、
(株)折兼の渡辺聡さん(左)も加わって、
全員で大満足のシャカ。
ワイキキのバニヤンツリー。
そしてホテルの20階から見る夜のプール。
明けて最終日。
目の前にあるのが、
ハイアット リージェンシー。
そして右下がウェスティン。
正式名称はモアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ。
その玄関口。
50日間にも及ぶ、
従業員のストライキ。
ビーチ側にも繰り出して、
シュプレヒコール。
ホテル前には24時間、
ストライキ敢行中のデスクがあり、
抗議の意を示す。
私たちのプリンセス・カイウラニ。
実はここでもストライキ実行中。
サンフランシスコのウェスティンも、
シェラトン系のホテルでは、
全てストライキ中だった。
経営者も従業員も、
Alohaの精神を考えよう!!
そのカイウラニのプールの入り口。
ハワイの光を受けて美しい。
デッキチェアが並ぶ。
レストランからプールを見る。
しかしシュプレヒコールの声は消えない。
午前7時にワイキキビーチへ。
ランニングする男たち。
陽が昇り始めた。
水がきらめく。
大きな波が出てきた。
その波に向かうサーフライダー。
私は得意の、しかしワンパターンの、
Go! Go! ポーズ。
波に足を取られてよろめいた。
そこでもう一度。
これも、Aloha!!!
ボディランゲージです。
10時半集合で、国際空港へ。
ハワイの空と雲にジェット機が美しい。
構内を歩く。
桜ラウンジで仕事してから、E9ゲートへ。
関西国際空港組、成田国際空港組。
私と佐藤さんは別便で帰国。
ニューヨークからの旅だからだ。
飛び上がると、
虹がかかっていた。
Aloha!!!!!!
ワイキキが浮かび上がる。
ダイヤモンドヘッドにも虹がかかる。
Aloha! Hawaii!!
さよなら、ホノルル。
Aloha!! Waikiki!!
空と雲と海。
ちょっと飛ぶと、
太平洋は雲に覆われていた。
それからもっと飛ぶと、
秋の千切れ雲が、
海面に小さな影をつくる。
7時間半で東京成田国際空港。
全員無事に帰国しました。
「楽しむ」ことが仕事でした。
立派に仕事を果たした。
そしてこれからは、
「お客さまを楽しませる」
そこんとこ、Aloha!!!
ニューヨークから世話を焼いてくれた、
カリスマ佐藤。
心から感謝。
そしてすべてのひとに、
Aloha!!!
(おわります。ご愛読感謝)
〈結城義晴〉