師走もあと2週間を切った。
今週末の3連休からが最後の決戦。
土曜日の22日が冬至。
そして平成最後の天皇誕生日の日曜。
その振り替え休日の24日は、
クリスマスイブ。
そして火曜日のクリスマス。
売場はがらりと変わって、
歳末の際に入っていく。
今日、マルトグループから蘭が届いた。
ありがたく頂戴して、
毎日、楽しむこととする。
今日は朝から、東京・国立で、
新フォーマットの新店がオープン。
㈱さえきセルバホールディングス。
店名は「La SaCuLa」。
「ラ サクラ」。
100%子会社の㈱Saeki PLUSの店だ。
「新世代型カフェ&マルシェ」と銘打って、
JR国立駅南口から徒歩10分の地点に、
既存店をリモデルして開店。
斬新なデザインは国立にピッタリ。
地産地消の野菜をはじめ、
特徴のある生鮮食品をそろえたのが、
「マルシェコーナー」
「デリカコーナー」は、
惣菜やサラダバーで構成する。
さらに「ベーカリーコーナー」、
37席の「イートインコーナー」。
売場面積は327㎡で初年度予算は5億円。
坪効率は年間500万円を超える。
オープンにあたって記者会見が開かれた。
㈱さえきセルバホールディングスから、
専務取締役の三吉敏郎さんと、
取締役管理部長の佐伯啓太さん。
三吉さんは㈱エコス常務から、
さえきセルバに転籍して、
経営戦略担当兼管理部管掌。
それから同社常務取締役の南脇政文さん。
営業戦略担当兼新規事業開発担当。
だから㈱Saeki PLUS代表取締役でもある。
さえきセルバホールディングスも、
新しいフォーマットにチャレンジ。
期待しよう。
商人舎流通スーパーニュースで、
詳細を報告する予定。
私は横浜商人舎オフィスで、
月刊商人舎新年1月号の入稿仕事に邁進。
ランチはいつものカレーハウス。
スパイスガーデン。
鈴木綾子と城山佳代子。
ナンをもって嬉しそう。
温玉キーマカレー辛口。
私の定番メニュー。
頑張ります。
さて、商人舎流通スーパーニュース。
クローガーnews|
アリゾナで無人自動運転車による食料品配達開始
米国スーパーマーケット第1位企業。
ウォルマートと熾烈な激闘を繰り広げる。
アリゾナ州スコッツデール。
自動運転車による無人商品配送を始めた。
現地時間で昨日の12月18日。
Amazonフレッシュへの対抗策だが、
「無人の自動運転車」が特徴だ。
ロボット開発企業ニューロ社との協業。
8月からすでに、
有人配送実験は始められている。
その車はトヨタのプリウス。
昨日から始まったのが、
写真の無人自動運転車「R-1」による配達。
「R-1」は高さ約1.8m、
幅は一般的なセダンの半分ほど。
最高時速は約40㎞。
センサーとレーダー、カメラが、
屋根に設置されていて、
それを使って目的地へ向かう。
到着するとアプリやメッセージなどで、
顧客に開錠コードを送信。
顧客がそれを入力すると、
自動運転車のドアが開いて、
食料品が取り出せる。
「省力化、省人化」というよりも、
今は新規の試みの珍しさが売り物だろう。
しかしクローガーも、
新しい挑戦をしている。
Amazon Goが火付け役だが、
2018年は新しいテクノロジーが、
次々に登場した。
その新しい技術に、
アレルギーになってはいけない。
しかし私はいつも言っている。
「新幹線開発は国がかりのJRに任せる。
私鉄は安全な運航に努める」
荒井伸也さんの考え方。
それでも新しい私鉄の試みには、
ついていかなければならない。
日経ビジネスオンライン。
「今日の名言」
縦割りで
スキルを磨くだけでは
足りなくなるはずです。
(永田高士デロイトトーマツグループCEO)
監査法人企業から始まって、
広くコンサルティングを展開する。
「グループ横断的に会計、ガバナンス、
データ解析、経営分析などの
知見を持つ人材が必要になる」
いまだに小菅の東京拘置所に入っている、
カルロス・ゴーン容疑者。
その犯罪性は今後明らかになるが、
日産自動車を立て直すときの手法が、
「クロスファンクショナルチーム」だった。
縦割りの悪弊を排除して、
横断的に人財を集めて、
全体最適を目指した。
この考え方自体は正しかった。
それでニッサンは立ち直った。
永田高士さんもそれを言う。
さえきセルバにも、
日本のチェーンストアにも、
クロスファンクショナルは必要だろう。
クローガーももちろん、
組織横断的な機能を充実させている。
規模の大小の問題ではない。
〈結城義晴〉