結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年12月19日(水曜日)

さえきセルバの「La SaCuLa」とクローガーの無人自動車配達

師走もあと2週間を切った。
今週末の3連休からが最後の決戦。

土曜日の22日が冬至。
そして平成最後の天皇誕生日の日曜。
その振り替え休日の24日は、
クリスマスイブ。

そして火曜日のクリスマス。
売場はがらりと変わって、
歳末の際に入っていく。

今日、マルトグループから蘭が届いた。
ありがたく頂戴して、
毎日、楽しむこととする。IMG_07398

今日は朝から、東京・国立で、
新フォーマットの新店がオープン。
㈱さえきセルバホールディングス。
店名は「La SaCuLa」。
「ラ サクラ」。

100%子会社の㈱Saeki PLUSの店だ。
DSCN00888

「新世代型カフェ&マルシェ」と銘打って、
JR国立駅南口から徒歩10分の地点に、
既存店をリモデルして開店。

斬新なデザインは国立にピッタリ。DSCN00948

地産地消の野菜をはじめ、
特徴のある生鮮食品をそろえたのが、
「マルシェコーナー」 DSCN00658

「デリカコーナー」は、
惣菜やサラダバーで構成する。DSCN00038
さらに「ベーカリーコーナー」、
37席の「イートインコーナー」。

売場面積は327㎡で初年度予算は5億円。
坪効率は年間500万円を超える。

オープンにあたって記者会見が開かれた。
㈱さえきセルバホールディングスから、
専務取締役の三吉敏郎さんと、
取締役管理部長の佐伯啓太さん。
DSCN00378
三吉さんは㈱エコス常務から、
さえきセルバに転籍して、
経営戦略担当兼管理部管掌。

それから同社常務取締役の南脇政文さん。
営業戦略担当兼新規事業開発担当。
だから㈱Saeki PLUS代表取締役でもある。
DSCN00738
さえきセルバホールディングスも、
新しいフォーマットにチャレンジ。
期待しよう。

商人舎流通スーパーニュースで、
詳細を報告する予定。

私は横浜商人舎オフィスで、
月刊商人舎新年1月号の入稿仕事に邁進。

ランチはいつものカレーハウス。
スパイスガーデン。
IMG_07368

鈴木綾子と城山佳代子。
ナンをもって嬉しそう。
IMG_07338

温玉キーマカレー辛口。
私の定番メニュー。IMG_07348
頑張ります。

さて、商人舎流通スーパーニュース。
クローガーnews|
アリゾナで無人自動運転車による食料品配達開始Kroger - Nuro - Delivery

米国スーパーマーケット第1位企業。
ウォルマートと熾烈な激闘を繰り広げる。

アリゾナ州スコッツデール。

自動運転車による無人商品配送を始めた。
現地時間で昨日の12月18日。

Amazonフレッシュへの対抗策だが、
「無人の自動運転車」が特徴だ。

ロボット開発企業ニューロ社との協業。

8月からすでに、
有人配送実験は始められている。
その車はトヨタのプリウス。

昨日から始まったのが、
写真の無人自動運転車「R-1」による配達。

「R-1」は高さ約1.8m、
幅は一般的なセダンの半分ほど。
最高時速は約40㎞。

センサーとレーダー、カメラが、
屋根に設置されていて、
それを使って目的地へ向かう。

到着するとアプリやメッセージなどで、
顧客に開錠コードを送信。
顧客がそれを入力すると、
自動運転車のドアが開いて、
食料品が取り出せる。

「省力化、省人化」というよりも、
今は新規の試みの珍しさが売り物だろう。
しかしクローガーも、
新しい挑戦をしている。

Amazon Goが火付け役だが、
2018年は新しいテクノロジーが、
次々に登場した。

その新しい技術に、
アレルギーになってはいけない。

しかし私はいつも言っている。
「新幹線開発は国がかりのJRに任せる。
私鉄は安全な運航に努める」

荒井伸也さんの考え方。

それでも新しい私鉄の試みには、
ついていかなければならない。

日経ビジネスオンライン。
「今日の名言」

縦割りで
スキルを磨くだけでは
足りなくなるはずです。
(永田高士デロイトトーマツグループCEO)
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監査法人企業から始まって、
広くコンサルティングを展開する。

「グループ横断的に会計、ガバナンス、
データ解析、経営分析などの
知見を持つ人材が必要になる」

いまだに小菅の東京拘置所に入っている、
カルロス・ゴーン容疑者。
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その犯罪性は今後明らかになるが、
日産自動車を立て直すときの手法が、
「クロスファンクショナルチーム」だった。

縦割りの悪弊を排除して、
横断的に人財を集めて、
全体最適を目指した。

この考え方自体は正しかった。
それでニッサンは立ち直った。

永田高士さんもそれを言う。

さえきセルバにも、
日本のチェーンストアにも、
クロスファンクショナルは必要だろう。
クローガーももちろん、
組織横断的な機能を充実させている。

規模の大小の問題ではない。

〈結城義晴〉

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