1月10日の発刊以来、
2週間弱。
あまたのご注文に、心から感謝します。
商人舎発足10周年記念発刊。
単行本事業スタート。
意気込みはあまり表に出さず。
しかし、しっかりした本となりました。
リ・エンジニアリング
鈴木哲男著『流通RE戦略』
EC時代の店舗と売場を科学する
書籍価格 1,800円(本体)+税
ISBNコード ISBN978-4-9910649-0-6
四六判 261ページ
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おかげさまで商人舎オフィスは、
発送に大わらわ。
どちらでも便利な方法でご注文ください。
ただし書店には出していません。
鈴木哲男先生が、
現場主義を貫徹して、
研究・執筆した体系。
現場の皆さんの勉強に使ってください。
本部と店舗が「作・演・調」で、
現場改革を成し遂げてください。
それが鈴木哲男と結城義晴の願いです。
今日は午後から東海道新幹線のぞみ。
小田原を過ぎ、熱海、三島と来て、
新富士を通過。
雲の上に富士の頂だけ見えた。
しかし雄大な容姿の全貌も浮かび上がる。
富士川を渡るときには、
頂とすそ野が遠望できた。
とても幸せな気分になった。
2008年2月1日に㈱商人舎を創立して、
ホップ・ステップ・ジャンプの一区切り。
これまで、できること、
望まれることは、
何でもやってきた。
そしてそれができるのが㈱商人舎だった。
しかしこれからはステップの段階、
「選択と集中」だ。
富士の姿を見ながら、
そんなことを考えた。
ブログも「選択と集中」。
写真やデータ、行動記録などの、
分量が多い日。
情報の分析・考察、エッセイなどによる、
中くらいの日。
詩や俳句、歌、印象記などによる、
短い日。
3つのパターンで、
私自身のブログにかける時間を、
できるだけ適正化する。
よろしく、お付き合い願いたい。
さて、ZOZOタウン。
日本最大級の衣料品通販サイト。
出品停止企業が相次ぐ。
日経新聞電子版が報告。
オンワードホールディングス、
ヨンドシーホールディングス、
ミキハウス、
マーガレット・ハウエル、
パーリーゲイツなどなど。
ゾゾが昨年12月25日に始めた新サービス。
「ZOZOARIGATOメンバーシップ」
年3000円または月500円を払う会員に、
ゾゾでの買物を常時、
10%ディスカウントする。
(いずれも税別)
値引きの10%分はゾゾが負担する。
しかし出店企業から反発。
オンワードの保元道宣社長。
「新品投入の初日から値引きすると
安ければ安いほどいいということになる」
ブランド価値が損なわれる。
ノンコモディティを最初から値引きする。
メーカーにとってこんな馬鹿な話はない。
ゾゾのメーカー対応にも、
問題はありそうだ。
この新サービスに、
出店メーカーに対しては、
「参加かやめるかの2択しかない」
日経の取材。
反発を受けてゾゾは、
「価格表示方法の変更を検討」
しかし価格表示の方法論の問題ではない。
今期の年間取扱高予算は3600億円。
前期比33%増の計画。
それも危うい。
今期末の3月に200億円予算のPBは、
上期段階で6億5000万円。
予算比マイナス93.5%と散々。
月刊商人舎最新号特集は、
商売の「品格」
このなかの[特別企画]が、
比較広告の品格
[鈴木哲男]
「Marketingの品格」を解析する
[辻中俊樹]
ZOZOの「ユニクロ比較広告」を斬る!
[土井弘]
比較広告「ペプシの挑戦」に学ぶ
ゾゾの商売の品格を、
実際に広告を考察して、評価した。
ゾゾの新サービスも、
「経営の品格」に関するものだ。
貧すれば鈍す。
売上至上主義の企業ほど、
売上げが思わしくなくなると、
愚かになる。
以て自戒とすべし。
〈結城義晴〉