三月、去る。
いろいろなものが終わる。
日経新聞最終面は、
「私の履歴書」
今月は味の素会長。
伊藤雅俊さん。
イトーヨーカ堂創業者の、
あの伊藤雅俊名誉会長と同姓同名。
今日3月31日は、
伊藤雅俊さんの履歴書の最終回。
その最後の最後のことば。
「あなたは、
あなたの食べたもので、
できている」
伊藤さん、この言葉が大好きなようで、
とっておきの決め台詞として、
最後に使った。
ちなみに、
イトーヨーカ堂の伊藤雅俊さんは、
2003年の4月に「私の履歴書」に登場。
16年ぶりに「伊藤雅俊」の競演となった。
名誉会長の「私の履歴書」は、
一冊にまとめらた自伝として、
「商いのこころ」とタイトルされて、
発刊されている。
通称センバツも第9日。
準々決勝4試合が終わって、
ベスト4が決まった。
第91回選抜高校野球大会。
あとは準決勝2試合と決勝1試合。
今日の準々決勝第1試合は、
市立和歌山高校と習志野高校。
和歌山vs千葉。
3対4で習志野が勝利。
あの掛布雅之を出した古豪。
第2試合は明豊高校と龍谷大学平安高校。
大分対京都は、1対0で大分の勝利。
第3試合は、筑陽学園と東邦高校。
福岡対愛知は2対7で東邦が勝利。
最後に第4試合は、
明石商業対智辯和歌山高校。
兵庫対和歌山。
4対3で明石商業が勝った。
さよならホームランという劇的な結末。
神奈川と同じで、
和歌山はこのセンバツに2校が出場。
そして準々決勝までその2校が残った。
しかし、ベスト4には両者ともに残れなかった。
結果として、
関東、東海、関西、九州の代表校が、
それぞれ残って、
妙にバランスがいい。
準々決勝までは、
半分の4校が関西勢だったのに。
それから市立高校が、
習志野、明石商業と、
2校残ったのも面白い。
平成最後のセンバツはどこかに、
次の時代トレンドを表していてほしい。
月曜日は1日休んで、
火曜の2日に準決勝。
習志野高校対明豊高校。
東邦高校対明石商業。
熱戦を期待しよう。
一方、プロ野球。
始まったばかり。
初戦の3連戦がそれぞれ終わった。
パリーグは、
ソフトバンクホークスが3連勝の首位、
2位は北海道日本ハムファイターズで、
2勝1分け。
3位は東北楽天イーグルスで2勝1敗、
4位はロッテマリーンズ1勝2敗。
5位はオリックスバッファローズ2敗。
6位は西武ライオンズの3敗。
セリーグは、上位が2勝1敗で並び。
読売ジャイアンツ、
阪神タイガース、
横浜DeNAベイスターズ。
下位は1勝2敗。
東京ヤクルトスワローズ、
中日ドラゴンズ、
広島カープ。
私は永遠の西鉄ライオンズファン。
あの中西、豊田、稲生の西鉄。
地域でいえば現在はホークス、
球団の継続性でいえばライオンズ。
セリーグは典型的なアンチ巨人。
かつて西鉄からトレードで、
真弓、若菜、竹ノ内が、
阪神に移籍して、
それ以来阪神ファン。
しかし最近は、
それほど熱心なファンではなくなって、
むしろメジャーリーグを好む。
鳴り物がない野球観戦は、
最高です。
イチローは引退してしまったけれど。
さて元号。
明日の午前11時はゆに発表される。
予測が飛びまくっている。
しかしこれが面白い。
東京都渋谷区に本拠を置く会社。
AI開発企業「GAUSS」
2月からAIによる新元号予想を開始。
今のところの結果。
ビッグデータからAIが割り出したもの。
1位、「仁愛」
2位、「文功」
3位、「功永」
4位、「武功」。
以下、「日安」「文喜」「日愛」、
さらに「功賛」「功賞」「功易」。
GAUSSのAIのラーニング法は、
第1に常用漢字の2136文字から選ぶ。
第2に過去の元号を省いた、
2文字の組み合わせを抽出する。
第3に「日本書紀」「古事記」「礼記」など、
日本や中国の古典8種類のデータを加える。
最後に第4に常用漢字として、
使われているかなどを精査し、
2文字の組み合わせを約482万通りを抽出。
意味合いや画数などを分析して、
組み合わせのランク付けを行っていく。
その結果、「仁愛」が第一候補。
これはなかなか悪くない。
このAIの予想が、
当たる確立はどのくらいなのだろう。
当たるも八卦、当たらぬも八卦だが。
では、さよなら三月。
よろしく四月。
4月も頑張ろう。
〈結城義晴〉