6月最初の日曜日。
昨日の土曜日と今日は、
横浜開港祭。
開港160周年。
夕方から港で花火が上がった。
同じ日程で、6月1日・2日。
横浜浅間神社例大祭。
商人舎オフィスから5分の神社。
毎年、全員揃って初詣する。
山門の鳥居に提灯。
右から浅・間・神・社・大・祭。
鳥居は赤い。
提灯が並ぶ。
本殿前の鳥居も清められている。
そして昼間には神輿(みこし)が出た。
商人舎の入る笠原第11ビルの前を通った。
1日中、執筆していたが、
威勢のいい掛け声が聞こえて、
外に出てみた。
女性も神輿を担いでいる。
胸元の晒(さらし)きりりとギャル神輿
〈和田清「雲の峰」より〉
はやらない商店街を荒神輿
〈田中嘉代子「ぐろっけ」より〉
住む町を神輿に蹤(つ)いて廻りけり
〈菅原光恵「百鳥」より〉
今日は8705字の原稿を書いて、
そんな余裕はなかったが。
日曜日に仕事しながら、
泉谷しげるの昔の歌を思い出した。
「街はぱれえど」
外を見てみろよアベックが通るぜ
いい服着てどこかに行くんだろ
俺は着たきりスズメ
今日もおそらく残業だろうな
俺の目から見たらぱれえどさ
みんなきれいに見えら
金回りもいいみたい
要するにひがんでるんだが
たまに無理して贅沢してみる
フトコロを気にしながらだけどね
心から楽しめない
仕事のコトばかり気になるから
朝仕事場に来た時
あいつの目を一番気にする
あいつしだいだもんな
おこられたくないから
今度お金が入ったら
もう一度マネをしてみよう
いい思いしてる人の
見せかけでもいいからさ
街はぱれえどさ
街はぱれえどさ
だけど誰も
誰も誘いに来ない
〈作詞・作曲 泉谷しげる〉
スリーフィンガーの弾き語りで、
ぼそぼそと歌う。
私はひがんではいないけれど、
泉谷の若いころの歌が口をついて出た。
街はお祭さ
街はお祭さ
だけど誰も
誰も誘いに来ない
〈結城義晴〉