大谷翔平サイクルヒット!
ベースボールには4つのベースがある。
日本語で「塁」という。
一塁、二塁、三塁、本塁。
その4つの塁に進む安打。
単打、二塁打、三塁打、本塁打。
1試合でこれを全部打ってしまう快挙。
麻雀でいえば一気通貫、
ポーカーのストレートフラッシュ。
メジャーリーグでは日本人選手史上初。
もちろん大谷翔平は、
米国ベースボールのメジャーリーガー。
ロサンゼルス・エンゼルスの二刀流。
投手と打者を兼務する。
現在の大リーグでも唯一の二刀流選手。
今朝早朝のタンパベイ・レイズ戦に、
3番指名打者で出場。
1回にホームラン、
3回にツーベースヒット、
5回にスリーベースヒット、
そして7回にセンター前のシングルヒット。
1回の本塁打はライナーでレフトに運んで、
凄い技術を見せた。
この試合では4打数4安打1本塁打3打点。
チームは5対3で3連勝。
大谷のコメント。
「ホームランを量産するタイプではない。
二塁打を基準にしていければいい」
謙虚だ。
だから初回の左翼スタンドへの本塁打は、
確かに二塁打の延長線上の打球だった。
大谷のコメント。
「毎日毎日、”この方が良いかな”と思って
取り組むところはある。それが、
良かったり悪かったりの繰り返し」
仕事とはそういうものだ。
「1打席、1打席、変えるときもある」
毎日毎日、時間ごとに、
納得できなければ、
商品や売場を変えることも必要だ。
大谷翔平はそれを教えてくれる。
朝日新聞一面の「折々のことば」
第1486回は6月8日版。
私がミラノに滞在していたときの、
「折々のことば」が印象に残った。
「今回はうまく行く
のではないかと思って
失敗したやり方を
何度も何度も
くり返すしか人間には
能がないのだろうか」
(イヴォン・シュイナード)
シェイナードは1938年生まれの80歳。
アメリカの登山家で経営者。
パタゴニア社を創業。
登山用品、サーフィン用品、
アウトドア用品、軍用品、衣料品。
「Patagonia」ブランドを製造販売。
環境に配慮する商品をつくり、
環境問題に取り組む。
その著書が、
『社員をサーフィンに行かせよう』
「成長と短期利益を目標から外し、
“仕事と遊びと家族の境目”を消し、
収益は地域社会と環境活動にも還元する」
「この実験を無謀と言う人には、
世界は絶対変えられない」
凄い。
失敗したやり方を、
何度も何度も繰り返す。
それが人間の性(さが)か。
ピーター・ドラッカーは言う。
「行っていることの半分は
行っていてはいけないこと
なのではないか」
今日は朝からここへ。
「夢掲示板」
学校に来ると心が和む。
子どもたちは今日も元気だ。
小学校英語は2020年から、
正式に教科としてスタートする。
昨年からすでに、
移行期間としての英語科が、
5・6年生で始まっている。
かつての「校庭開放事業」。
学校の校庭や体育館を、
子どもたちや地域のために開放する。
現在は「文化・スポーツクラブ」と称する。
かつて私はこの小学校のPTA会長を務め、
その後、校庭開放事業の会長を担った。
現在は、会計監査として、
ほんのわずかだが、
地域社会へのご奉仕を続けている。
その総会。
全員に配られたのがこの麦茶。
イオンのトップバリュ。
500ml55円。
このまいばすけっとで購入された。
総会が終わると、
東京の大手町へ。
月に一度の血液検査と診察。
私の主治医は田嶼(たじま)尚子先生。
東京慈恵会医科大学名誉教授。
今日の検査結果に対して、
「Perfect!!」
褒めてくださった。
この4カ月間、私は節制をして、
体重を5キロ近く落とした。
そしてヘモグロビンA1cを、
着実に2.0ポイント落とした。
その成果が今日の検査と診察で判明した。
食べること、飲むこと。
その半分は行ってはいけないことだった。
失敗したやり方を繰り返しはしない。
NTTデータ大手町ビル前の彫刻。
清水多嘉示作「飛躍」
白いツツジの花に囲まれて、
まさに飛び立ちそうだ。
彫刻家清水多嘉示は1897年、
長野県諏訪郡生まれ。
日本芸術院会員、文化功労。
大手町の高層ビル街にアジサイ。
ツツジも残るし、アジサイも咲く。
横浜商人舎オフィスに戻って、
月刊商人舎6月号を手に取る。
特集は、
「2019同盟決算」
一気呵成に読み切って、
現在の流通業界を概観するもよし、
手元に置いて資料として活用するもよし。
さまざまな雑誌の特集や記事。
その「半分」は読んでも意味のないこと。
私の雑誌は、毎号、それを省いている。
夕方には、横浜市六角橋商店街。
「ヤミ市場」を開催して、
全国でも有名な商店街。
この六角橋の中華料理店「福臨門」で、
白幡小学校文化・スポーツクラブの懇親会。
田嶼先生のお許しを得て、
今日は少しだけハイボールを飲んで、
中華料理を楽しみつつ、
現役の校長、副校長やPTA会長と、
子どもたちの話をした。
久しぶりに、気分が、
ゆったりした一日だった。
〈結城義晴〉