昨日から岡山。
梅雨明けして、蒸し暑い。
夏だ。
と、夏を楽しもうと思ったら、
もう、台風6号来襲。
日本は地震列島、梅雨列島、
そして台風列島だ。
朝から岡山市北区青江へ。
岡山駅からタクシーで15分ほど。
便利な便利な、
商人舎流通スーパーニュース。
イオンリテールnews|
ジャスコ跡地に「イオンスタイル岡山青江」7/26開設
イオンスタイル岡山青江。
今日、グランドオープン。
1000人の顧客が期待に胸を膨らませて、
オープン前に並んでくれた。
8時40分からセレモニー。
井出武美イオンリテール㈱社長が、
まず開店のお礼と挨拶。
大森雅夫岡山市長。
ずらり揃ってテープカットの準備OK。
テープカット。
できました。
カットされたテープ。
9時きっかりにオープン。
続々と顧客が入ってくる。
この瞬間は何度経験しても、
感動する。
あっという間に、
ワンフロア売場面積2326坪の店は、
顧客でいっぱいになる。
テープカット直後の岡﨑双一さん。
イオンリテール会長。
岡﨑さんは新入社員のときの、
最初の配属店舗が、
この旧ジャスコ岡山店だった。
特別の思い入れがある。
1976年にジャスコ岡山店として開業、
その後、イオン岡山店となり、
いま、イオンスタイル岡山青江へ。
井出社長ともおめでとうの握手。
井出さんも2014年から2年間、
㈱山陽マルナカの社長として、
この岡山に赴任していた。
だから土地勘はあるし、
これまた思い入れがある。
そして前田尚平店長。
昨年の秋、ヨーロッパ研修に参加して、
凄い勉強ぶりだった。
私も特別のアドバイスをした。
それがこのイオンスタイルに表現された。
私も、うれしかった。
経営企画本部長の間渕和人さん(中)、
経営企画本部広報部長の吉田和弘さん。
お二人もアメリカ研修で、
私の講義を受けてくれている。
青果部門にはこの人が出張った。
千葉泰彦さん。
商品企画本部農産商品部長。
千葉さんとも一昨年、
アメリカへご一緒した。
それから林孝穂さんは、
果実カテゴリーバイヤー。
昨年、アメリカ研修に参加。
私が売場を歩いていたら、
真っ先にやってきてくれた。
売場を歩くと、イオンの社員が、
次々に声をかけてくれる。
10時半から、井出社長と
前田店長の記者会見。
地元のテレビ局がやってきていて、
注目度の高さがわかる。
イオンスタイル岡山青江が
地域にどう貢献していくのか。
テレビアナウンサーから、
そんな質問が飛んだ。
イオンスタイル岡山青江は
月刊商人舎8月号で詳細に報告しよう。
午後まで岡山青江にいて、
じっくりと観察した。
その後、タクシーで駅に直結する、
イオンスタイル岡山へ。
その途中、
イトーヨーカ堂岡山店の跡地。
解体され、更地になっている。
イオンモールの出現に、
リニューアルして対抗したが、
それもむなしく撤退。
そしてイオンモール岡山。
2014年12月5日オープン。
月刊商人舎2015年2月号で特集した。
イオンスタイルを半裸にする
7層吹き抜けのホールを中心とした、
山陽随一のショッピングセンター。
1階には高島屋が食品を展開。
その高島屋が提起しているのが、
フランスの「フォション」。
食品ブティック。
核店舗はイオンスタイル岡山。
4フロアで全面展開。
食品売場は1階でフルライン構成。
青果部門側の入り口。
駅と反対の入り口から入ると鮮魚部門。
土用丑の日の全面展開。
惣菜部門側の出入り口。
食品売場は安定している。
イオンスタイル1階に隣接して、
ラ・ドロゲリア。
イタリア商材を物販して、
パスタなどのメニューも提供し、
イートインできる。
尖がったイタリアンフード専門店。
イオン期待の直営店舗。
さらにイオンリカーは、
ワインのショットバーを備えて、
力が入っている。
その隣にグラム・ビューティーク。
イオン直営のドラッグストア。
「美と健康」を提供するという謳い文句。
2階はファッション。
もっと華やかな「夏」の演出が欲しい。
3階は住関連部門。
ホームコーディも展開する。
ここももっともっと、
ポップアップな売場にしたい。
4階はキッズ売場で、
こちらも安定的に集客している。
このイオンモール岡山で、
井出社長や間渕本部長に遭遇。
イオンの幹部の皆さんも、
岡山青江から岡山駅前へのルートを辿る。
岡山はイオンの牙城となってきた。
総合スーパーはイオンリテール、
スーパーマーケットは山陽マルナカ。
地元で迎え撃つのが、
天満屋ストアや大黒天物産。
広島からイズミ、ハローズ、
エブリイも進出して、
激しい競争が展開される。
誰が一番、岡山のマーケットを知るのか。
そして誰が一番、市場対応するのか。
これからが競争の本番だ。
日本はこれから台風の本番だ。
〈結城義晴〉