毎年8月の初めに、
「毎日更新8月宣言」。
昨年の8月も一昨年の8月もそうだったが、
1カ月だけ、短いブログを書く。
通常は2000字、多ければ3000字となる。
8月はその半分の1000字か、
1500字くらいのブログとなる。
昨年も一昨年も、成果が出た。
アクセス数、ページビュー数は、
全然、ダウンすることがなかった。
だから今年も毎日更新8月宣言。
ただし、9月に入ると、
書きたいことが噴出して、
元に戻ってしまった。
夏の間、Simpleを貫く。
月刊商人舎2018年7月号の巻頭Message。
Simple is beautiful.
Simple is useful.
Simple is perfect.
Simple is best.
But simple is difficult.
単純であることこそ難しい。
しかしそれでも、
解決されてしまえば、
どんな問題もシンプルだ。
毎日更新8月宣言。
よろしく。
さて、商人舎流通スーパーニュース。
アスクルnews|
株主総会で岩田社長退任/吉岡COOが社長就任
残念ながら岩田彰一郎さんが、
代表取締役を退任した。
本当にお疲れさまでした。
株主総会では、
退任決議がなされたけれど、
株主たちから盛大な拍手が沸いた。
岩田彰一郎の功績は、
歴史に残る。
一方、プラス㈱の今泉公二社長は、
アスクル社外取締役に再選されたが、
株主総会は「所用」により欠席。
拍手は全く起こらなかった。
岩田さんはさばさばしたもの。
「立場にしがみつくつもりはない。
アスクル経営陣との関わりはすべて終わり」
見事だ。
私の経験から言おう。
「押す力もあるが、
引く力はもっと強い」
世間が岩田彰一郎を、
強く求めている。
その岩田さん登場の月刊商人舎7月号。
[特集]
アスクルととくし丸
日本型ラストワンマイルの「三方良し」を探求する
じっくり読んでみてください。
岩田さんを巡るヤフーとアスクルの事件は
欧米型プラグマチズムと、
日本型「三方良し」との、
思想的闘いだった。
そう、総括しておこう。
今日は毎日更新8月宣言をして、
最後に8月の商人舎標語。
これが月刊商人舎8月号の、
[Message of August]を兼ねる。
君は経済価値をつくれ
政治家は国をつくる。
国民は投票によって政治家をつくる。
だから国民が国をつくる。
国は国民によってつくられる。
経営者は会社をつくる。
会社は経済価値をつくる。
だから会社で働く商人は価値をつくる。
価値は商人によってつくられる。
製造業は商品をつくる。
卸売業はその商品の価値を高める。
小売業は商品を部品にして店をつくる。
業態やフォーマットをつくる。
商品や店は顧客の生活をつくる。
業態やFormatはLifestyleをつくる。
生活とLifestyleを国民は享受する。
そして国民はいつも国をつくる。
店や業態は国民生活をつくる。
そこで働く商人は生活をつくり、
国をつくり、経済価値をつくる。
国と経済価値は商人によってつくられる。
だから知識商人たる君はいつも、
売場をつくり、店をつくれ。
業態をつくり、Formatをつくれ。
生活とLifestyleをつくれ。
生活とLifestyleは、
製配販の商品と店によってつくられる。
経済価値と国家は、
知識商人によってつくられる――。
アスクルとLOHACOは、
Lifestyleをつくった。
経済価値を生み出した。
ありがとうございました。
〈結城義晴〉