Everybody! Good Monday!
[2019vol42]
2019年第43週、10月第4週。
サンフランシスコに滞在中。
当地時間でいえば火曜日の明日、
サンフランシスコ国際空港を発って、
帰国する予定。
日本に帰り着くと23日の水曜日。
あっという間の1週間だった。
さて、ご報告。
第16回ミドルマネジメント研修会が、
2019年9月10日~12日に開催された。
その成績優秀者の発表。
研修会の期間中に、
2度の理解度テストをする。
さらに修了後には、
課題レポートを提出してもらう。
それらを評価して、
S・A ・B・C・Dを付ける。
Sは秀、Aは優、Bが良、Cが可、
そしてDが不可。
今回は11名が秀のSを獲得。
よく頑張った。
表彰の意味を込めて、
ここに発表する。
山崎康明さん
㈱関西スーパーマーケット営業本部付チームリーダー
衣笠忠明さん
㈱関西スーパーマーケット営業本部付ミドルスタッフ
このS獲得者は、
本当によく頑張った。
ほとんど満点だったし、
レポートも筋の通った内容だった。
おめでとう。
しかしS以外の人たちも、
人生のポジショニング戦略をもって、
奮闘してくれたと思う。
おめでとう。
この研修会で学んだ知見を、
実務に活かして、社会貢献してほしい。
さて平和堂米国研修第18団。
昨夜、サンフランシスコに到着して、
今日は朝から、
対岸のアラメダのライフスタイルセンター。
この近隣にお住いの浅野秀二先生。
私も定点観測している。
そのトレーダー・ジョー。
古い店だがいつもの繁盛ぶりだ。
青果部門もしっかりと品揃えされているが、
壁面装飾を変えるようだ。
水色の壁面の色だけ付けられていて、
装飾はほとんどない。
次に来るのが楽しみだ。
第1エンドも、
素晴らしいボリューム陳列と、
カラーコントロール。
トレーダー・ジョーでは定点観測よりも、
定番の買い物となる。
隣のセーフウェイ。
左サイドから入ると花売場。
この花売場はセーフウェイ全米第一。
しかしちょっと客数が落ちているようだ。
品揃えが貧弱になった。
青果部門も在庫が少ない。
ハロウィンのプレゼンテーションは、
これまた弱い。
ウォルマートやクローガー、
さらにHEBと比べると、
グッとレベルが落ちる。
店舗右手のデリ部門には、
ボアーズヘッドを入れて、
一定の人気はある。
レジの横にバルク売場を持ってきた。
これはちょっとセオリーから外れている。
全米3本の指に入るセーフウェイ。
ちょっと異変が起きている。
そしてコールズ。
相変わらずの低迷ぶりだ。
第2四半期も売上高44億ドルで3.1%減、
純利益17.5%減。
減収減益が売場に出ている。
アラメダショッピングセンターではないが、
近隣のターゲット。
入り口にはマスコット犬。
そしてハロウィンプロモーション。
相変わらず床はピカピカ。
清潔感があふれる。
ちょっと豊満なマネキン。
最近はその豊満さに拍車がかかる。
マタニティのマネキンも素晴らしい。
そして入口の対角にあるシーゾナル売場は、
ハロウィン展開が素晴らしい。
基本商品がきちんと並び、
今年のシーゾナル商品も楽しそうだ。
骸骨を大量に配して、
雰囲気を盛り上げる。
ハロウィンのコスプレ売場。
ここで第18団の大西久美さん。
フレンドマート日野店精肉主任。
帰国したら日野店で本気のコスプレをやる。
そのための衣装を仕入れた。
住関連のビジュアルプレゼンテーション。
ずいぶんきちんとしてきた。
そして食品売場。
商人舎流通スーパーニュース。
ターゲットnews|
食品の新PB「グッド&ギャザー」に注力
新プライベートブランドを立ち上げた。
「グッド&ギャザー(Good&Gather)」
既に650アイテムが揃えられている。
来春までには1000アイテムを追加、
来年末までには2000アイテムに増やす。
既存ブランドを廃止、あるいは縮小。
アーチャー・ファームズ、
シンプリー・バランスト、
マーケット・パントリー。
だからGood&Gatherは、
マネキンをつけて試食展開。
さらに試食するとエコバッグがもらえる。
新PBは、人工甘味料、人工着色料、
そして異性化糖などを一切使わない。
通路にも島陳列を設けて、
強力にアピール。
ゴンドラ内にもはみだしPOP。
グリーンがブランドカラー。
ストリングチーズが2.99ドル。
クローガーのSimple Truthや、
トレーダー・ジョー、ホールフーズのPBを狙う。
ターゲット独自の島什器にも、
Good&Gatherアイテム。
ターゲットが蘇ってきた。
ランチはインナウトバーガー。
各自、注文。
50人が並んでも、
バックヤードは静かなものだ。
私はいつもの隠れメニュー。
プロテインバーガー。
レタス包みだが、
ダブルダブルバーガーでは、
あまり意味はない。
自己矛盾。
店内はいつも混んでいる。
みんな楽しそうだ。
ランチの後に、
第18団がミーティング。
東海営業部部長の青山健司団長が、
新しいディスカッションの方法を、
提案している。
そしてバークレーボウル。
この時期はいつもの巨大パンプキン。
そしてオーガニック青果部門。
どんどん売場と品揃えが増えている。
青果の左サイドにはバルク売場。
これがセオリーです。
レギュラーの青果売場は、
圧倒的なボリュームと圧倒的な品数。
マッシュルームだけで、
この品揃え。
パイナップルは選別値入を丁寧に行う。
だから多品種多SKUが可能となる。
対面の鮮魚売場。
アメリカのスーパーマーケットなのに、
刺身にできる鮮度を誇る。
精肉の対面売場も、
注文を受けて、調理もする。
惣菜は2号店の2階に、
セントラルキッチンがあって、
そこで手づくりで作られる。
チーズもクローガーやホールフーズに、
まったく引けを取らない。
レジも全開だが、
それでも並んでいる。
バークレーボウルは、
依然として素晴らしい店だ。
団員は積極的に議論を始めた。
そしてホールフーズのギルマン店。
青果部門は狭いけれど、
アイテムのチョイスと管理が素晴らしい。
その奥にスペシャルティ部門の、
チーズ売場。
隣はスペシャルティ部門の、
ワイン売場。
そしてクラフトビールコーナーが美しい。
バルク売場は美し過ぎる?!
SEA&LANDと名づけられた売場。
鮮魚と精肉が連なる。
店舗左手はベーカリーから惣菜売場。
セルフデリはホールフーズの必須部門。
クッキーも水色の什器に陳列され、
美しくて美味しい。
チェックスタンドは店舗の真ん中にある。
それでも自然な流れが出来上がっている。
入口の左サイドは、
PBのアレグロコーヒーショップ。
バリスタコーヒーショップの奥に、
焙煎工場がある。
ホールフーズ・ギルマン店は、
相変わらず素晴らしい。
ちょっと安心。
サンフランシスコのダウンタウンに戻って、
1万5000平方フィート(約420坪)の小型店。
圧縮陳列が全体のテーマ。
その青果部門。
バナナの吊り下げ陳列は、
この店から始まった。
小型店といっても、
青果の隣にバルク売場。
これがセオリー。
そしてピザやサンドイッチの対面コーナー。
店は狭いけれど、
チーズには手を抜かない。
その代わり精肉と鮮魚は、
最低限の品揃えだ。
リーチインケースを多用するのも、
小型店の特徴だ。
アイル内にもリーチインケース。
そしてレジは2列に並ばせる。
銀行スタイルのチェックスタンド。
だから長い行列もすぐに番が回ってくる。
最後にゴールデンゲートブリッジで、
ハトッピーポーズ。
サンフランシスコベイエリアの、
飛び切りの店舗で研修。
大満足の一日だった。
では皆さんも、
大満足の毎日を。
Good Monday!
〈結城義晴〉