2019年も11月に突入。
あと2カ月で今年が終わる。
「令和に入った年」――。
そう記憶されることだろう。
1月は熊本で震度6弱、
2月は北海道で震度6弱。
3月は東日本大震災から8年。
4月は安倍首相が桜田義孝五輪大臣を更迭。
5月に元号が令和に変更。
6月は新潟県村上市で震度6強。
7月は吉本興業の激震。
8月は九州北部で大雨、
9月は台風15号が首都圏直撃。
10月は消費増税と軽減税率導入。
さらに10月は台風19号の大雨被害、
菅原一秀経済産業大臣辞任、
河井克行法務大臣も辞任。
そして沖縄首里城本殿の炎上。
毎月のように地震や台風、大雨、
そして大臣の辞任などがあった。
しかしいいニュースもあった。
上皇の即位と新天皇の誕生、
ラグビーワールドカップ日本代表の活躍。
そんな風に2019年が過ぎていく。
あと2カ月だ。
しかし思い返せば、
平成に入った1989年は、
私にとって感慨深い1年だった。
なぜか1月1日の元旦付けで、
私に食品商業編集長の辞令が下った。
36歳だった。
すると昭和天皇が1月7日に崩御。
8日から平成となった。
竹下登内閣総理大臣、
小渕恵三官房長官。
早稲田大学雄弁会の先輩後輩コンビ。
2人とも故人になってしまった。
私は食品商業2月15日号で、
昭和の小売業特集を組んだ。
しかし今年の月刊商人舎では、
平成を振り返った特集など企画しない。
明日を見つめ、
未来を見定める。
前向き・上向き・外向き。
今日は1日、
月刊商人舎11月号の原稿執筆。
11月号の広告は㈱伊藤園。
有村架純と市川海老蔵を起用して、
上品な仕上がりの広告ページだ。
月刊商人舎にぴったりのデザイン。
ありがとうございます。
広告出稿募集中です。
月刊商人舎の雑誌とWebコンテンツ、
そして商人舎流通スーパーニュース。
商人舎公式ホームページも連動できます。
4つのメディアが融合した広告を展開。
広告プロデューサーは松井康彦、
広告マネジャーは猪股信吾。
よろしくお願いします。
さて、商人舎webコンテンツ。
日曜朝一・2週間販促企画。
昨日のハロウィンが終わると、
年末に向けた販促が本格始動する。
11月のプロモーションテーマ。
まず11月は、
エコドライブ推進月間、
伝統的工芸品月間、
ねんきん月間、
過労死等防止啓発月間。
今日の1日は、
ラグビーワールドカップ3位決定戦。
ニュージーランドとアイルランド。
オールブラックスが、
40対17の圧勝。
凄いゲームだったが、
やはり決勝ほどの盛り上りはない。
明日はいよいよ決勝。
イングランドvs南アフリカ。
楽しみだ。
そして明日から3連休。
11月3日(日曜日)が文化の日の祝日。
4日の月曜日は振り替え休日。
11月8日(金曜日)は立冬。
11月10日(日曜日)からは、
大相撲九州場所が福岡市でスタート。
11月15日(金曜日)は七五三。
11月21日(木曜日)は、
ボージョレ・ヌーボー解禁日。
そして11月22日(金曜日)は、
語呂合わせのいい夫婦の日。
11月23日(土曜日)は、
「勤労感謝の日」の祝日だが、
土曜日と重なった。
11月24日(日曜日)は「和食の日」。
そして11月29日(金曜日)は、
ブラックフライデー。
勤労感謝の日から、
ブラックフライデー。
ここから、
年末年始商戦になだれ込んでいく。
1カ月間の消費増税関連の変化を整理し、
12月年末年始につなぐのが11月。
重要な1カ月間だ。
最後にもう一度、
今年2019年の年間標語を、
思い出してもらおう。
いつものように、
ピーター・ドラッカーから、
インスピレーションを得た。
これは2019年1月の標語でもあった。
[Message of January] より。
リスクを冒せ。
日本社会は、
大きく変容していく。
消費も商売も、
商品も店も大きく変質する。
想像を絶するスピードで変革されていく。
背景に世界的なポピュリズムの進行もある。
時代が大きく変わるときに、
仕事にも経営にも求められるものがある。
それはリスクを恐れないことだ。
リスクを冒すことである。
「経済活動とは、現在の資源を未来に、
すなわち不確実な期待に賭けることである。
経済活動の本質とは、
リスクを冒すことである」
このピーター・ドラッカーの言葉は、
大きく変貌を遂げる2019年に、
心と頭と体に自覚させておかねばならぬ。
――リスクを冒せ。
〈結城義晴〉