自宅からの通勤の道。
どんなことがあっても、
桜は毎年、花を咲かせる。
今日の3月27日金曜日は、
第一屋製パン㈱の株主総会。
東京・小平の本社と本工場。
敷地内は桜の名所。
12月末決算の上場企業の株主総会は、
今日の3月27日が最も多い。
169社が開催する。
昨日は120社。
株主総会シーズンのピーク。
小池百合子都知事の外出自粛要請で、
参集してくれた株主は、
例年の20分の1。
つつがなく総会は終了。
小平の桜は、
週末が満開だろう。
その後、武蔵野線から、
南武線、小田急線、横浜線と乗り継いで、
横浜の中山へ。
㈱アイダスグループのオフィス。
鈴木國朗さんと徹底議論。
代表取締役社長。
一昨日、松戸・三郷・吉川を店舗クリニック。
オーケー三郷中央店。
そしてライフ吉川栄店。
いずれも日本を代表する企業の、
標準型の優良店舗ばかり。
それぞれの経営戦略と実現レベルを、
じっくりと話し合った。
月刊商人舎4月号に掲載予定。
楽しみにしてください。
徹底議論が終わって、
最後にちょっと古いけれど、
Goo!
大いに疲れて、
最後には笑いが出てきた。
ありがとうございました。
これらの企業に関連して、
商人舎SuperNews。
オーケーnews|
2019年度JCSI顧客満足度調査年間総合第10位
日本生産性本部の顧客満足度調査がJCSI。
Japanese Customer Satisfaction Index。
2019年度版でオーケー㈱が、
第10位を獲得。
スーパーマーケット部門では、
2011年度以降、9年連続1位。
約30業種・400の企業・ブランドを調査する。
その総合順位。
第1位「劇団四季」(エンタテインメント)
第2位「宝塚歌劇団」(エンタテインメント)
第3位「ヨドバシ.com」(通信販売)
第4位「帝国ホテル」(シティホテル)
第5位「コープ共済」(生命保険)
第6位「東京ディズニーリゾート」(エンタテインメント)
第7位「都道府県民共済」(生命保険)
第8位「ドーミーイン」(ビジネスホテル)
第9位「スターフライヤー」(国内長距離交通)
そして第10位がオーケー。
どうもこの顧客満足度調査は、
エンターテインメントの評価が高い。
劇団四季や宝塚歌劇団、
そして東京ディズニーリゾート。
さらに低価格指向の企業が強い。
ヨドバシ.comやスターフライヤー、
コープ共済、都道府民共済。
オーケーも。
それでもスーパーマーケット部門で、
9年連続第1位はすごい。
商人舎SuperNewsでもう一本。
ライフnews|
4/1付役員人事で森下留寿常務が専務に昇格
森下留寿さんが、
専務取締役に昇格。
引き続きコーポレート統括兼情報戦略本部長。
おめでとう。
さて、新型コロナは、
まだまだ拡大の一途。
しかしいいニュースもある。
京都新聞の記事。
「中国からマスク2万枚のお礼届く」
滋賀県は中国・湖南省と友好協定を結ぶ。
だから滋賀に本拠を置く㈱平和堂も、
湖南省に店舗展開している。
その湖南省から、
コロナウイルス対策支援物資として、
医療用マスク2万枚の段ボール11箱が、
大津市の滋賀県庁に届けられた。
児童福祉施設や障害者支援施設などに、
配布される。
今年の2月下旬、
中国国内で感染が拡大していた。
滋賀県は湖南省省都・長沙市の病院に、
医療用手袋1万枚を届けた。
その返礼として、マスクが送られてきた。
湖南省では先月末から、
新たな感染者は確認されていない。
その箱にメッセージが添えられていた。
「相知無遠近、万里尚為隣」
〈京都新聞デジタル版より〉
「相知」は「ピンイン」と発音して、
「親友」の意味だ。
だから、
「親友に遠近はない。
万里の距離はあっても、
なお隣にいる」
いい話だ。
朝日新聞の「天声人語」も、
「相知無遠近」の話題を取り上げた。
そしてコラムの最後は、
新潟県の小学校校長の卒業生への言葉。
「暗い夜にも必ず朝は来ます。
笑顔で上を向いて
進みましょう」
「気構えは、かくありたい」
同感だ。
同じく朝日新聞「折々のことば」
鷲田清一さん編著の第1769回。
私は彼らを
見棄(みす)てはしません
(モニカ・グリュッタース)
ドイツの文化メディア担当大臣が、
3月11日付け政府公報で発言。
「文化は時代が好調な時にだけ
許される贅沢(ぜいたく)品ではない。
それを欠く生活がいかに味気ないかを、
私たちは今、目のあたりにしている」
これにも同感だ。
「しばし緊急の措置を
要請せざるをえないが、
芸術家や文化機関と十分に協議しつつ
この苦境への対応と補償に当たりたい」
文化を欠く生活の味気なさ。
そして文化の高貴さ、重要さ。
ベートーベンやバッハを生み出した国の、
誇りとアイデンティティが、
根底にある言葉だ。
コロナ禍の今、
私たち日本人も、
誇りとアイデンティティを、
失ってはならない。
そして豊かな生活の重要さを、
忘れてはならない。
湖南省からの「相知成遠近」も、
誇りとアイデンティティがあるから、
心から歓迎できる。
〈結城義晴〉