結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2020年05月12日(火曜日)

商人舎5月号「コロナは時間を早める」とサミット・ヤオコー決算

2020年の月刊商人舎5月号特集。
コロナ時間める。202005_coverpage
このCOVID-19パンデミックで、
時代は進む。
時間は早まる。

その根拠は?
そしてその時、
どう考え、どう行動するか。

それは月刊商人舎5月号を読んでください。

昨2019年の商人舎5月号特集。
「ラストワンマイル」の優勝劣敗
「ネットスーパー」と「宅配ビジネス」の勝者総取り!?
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その前年2018年の5月号特集。
「レジレス化」の夢と現実
Check-Out Serviceの本質を見いだせ!!
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毎年、5月号は、
最新戦略をテーマとすることになる。

さらに2017年5月号特集。
旗艦店×改造
六重苦の中ですべての店舗を蘇らせる
「カ・カタ・カタチ」の福音

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4年前の2016年5月号特集。
プライベートブランドの責任
ポストモダンの小売業ブランド
――その新戦略的意味を解明する
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5年前の2015年5月号特集。
阪急オアシスと成城石井
何が「高級スーパー」を殺すのか?! 20155gatu

さらに6年前の2014年5月号特集。
TESCO顧客伝説
世界最大スーパーマーケットのカスタマー戦略物語
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そして7年前の2013年5月号は、
月刊商人舎の創刊号で特集は、
ニッポンCRM元年!!
2013nenn 5

この記念すべき創刊号の[Cover Message]
「顧客を知れ!」――よく言われることだ。しかし、あなたは自分のお客のことを、どれだけ知っているだろうか。顔を見知っているか。名前を憶えているか。何をどれだけ買ってくれるか、わかっているか。
このニッポンで、POSデータの活用が始まってから、売場での商品の動向は、ずいぶんと分析され、活用されてきた。しかしその商品を買ってくれる顧客の動向は、商品と顧客の関連性は、どこまで知覚されているのか。
マス・マーケティングから、ワン・トゥ・ワン・マーケティングへ。少子高齢化が進むニッポンの消費「全体」を、活力あるものにしようと考えるとき、鍵を握るのは「個」の把握である。
フリークエント・ショッパーズ・プログラム(FSP) からカスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)まで。それは「個」の動向をつかんで、マス・カスタマイゼ―ションに結びつける、ニッポン経済再生の切り札なのである――。

1冊ごとに思い出深い。
7年前はCRM元年だった。
ビッグデータはいまや、
当たり前となった。

それでも時間は早かった。
この7年間に8回目の5月号。
そしてCOVID-19のあと、
つまりポスト・コロナのときには、
さらに時間は早まるに違いない。

月刊商人舎は紙の雑誌と、
網のwebページとで構成されている。

web版はこの創刊号から最新号まで、
年間購読していただければ、
IDとパスワードを使って、
いつでもどこでも読むことができる。

活用していただきたい。

さて、新型コロナウイルス感染。
昨日も書いたが、
大阪府。
今日は、新規感染者が6人確認された。
3つの独自基準は5日連続で満たされた。

⑴感染経路不明者数は7日間の平均3.43人
⑵陽性率は2.0%
⑶重症者向け病床使用率は26.6%

素晴らしい。
大阪府民の努力も見事なものだ。

一方の東京都。
新たに28人が感染確認された。
これで1日の感染者は、
10日連続で100人を下回り、
7日連続で40人を切った。

東京の感染者数累計4987人、
死亡者196人。

それでも少しずつすこしずつ、
希望が持てる状況になりつつある。

アベノマスクはまだ届かないが。

商人舎SuperNews。
2020年3月期決算が発表されている。

サミットnews|
営業収益4.1%増の3058億円・経常利益3.1%増

私は1977年からサミット・ウォッチャーである。
その年、私は㈱商業界に入社して、
開業したばかりの五反野店を取材した。
メルクマールとなる店だった。
昨年7月に閉店して、
スクラップ&ビルドされる。

そのサミットが、
3000億円の大台を超えた。
感慨深い。

服部哲也新社長のもと、
元気に5000億円の大台に向かう。

ヤオコーnews|
4605億円5.8%・経常利益12.2%の31期連続増収益

こちらは単体で31期連続増収増益。
この増収増益が始まったのは1989年。
この年、私は食品商業編集長に就任した。
それ以来、増収増益が続く。
こちらも感慨深い。

オオゼキnews|
958億円3.8%増・経常利益4.2%増/前年減収減益

オオゼキは残念ながら、
1000億円の大台に一歩届かず。
昨年は減収減益だったが、
今年は最後に増収増益に駆け込んだ。
新エンドの3月も前年比119.1%、
既存店も117.4%で、
好調なスタートを切った。

これもコロナ特需。

しかしいずれも現場は、
感染リスクと闘いつつ、
精神も肉体も疲労困憊だろう。

お見舞い申し上げつつ、
「コロナの時間は早い」ことを告げよう。

辛い日々も、もう少しだ。
そして上げ潮の波に乗っていれば、
ポスト・コロナは上昇基調となる。

元気を出そう。

〈結城義晴〉

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コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

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