Everybody! Good Monday!
[2020vol㊺]
2020年第46週。
11月第2週。
北海道のCOVID-19新規感染は、
最多の200人が確認された。
札幌市も最多の158人。
札幌だけで東京を上回った。
明らかにGo To トラベルの影響だろう。
北海道の人たちが油断していたわけでも、
札幌の人たちが不注意なわけでも、
旅行した人たちが悪いわけでもない。
ずっと自粛ばかりしていたら、
旅に出たくなる気持ちはよく理解できる。
北海道では第3波か。
そんな不安も生まれる。
まだまだ私たちは、
コロナと共生できる段階には至っていない。
繁華街のススキノでは今月27日まで、
もちろん店の種類によって、
営業時間と酒の提供時間短縮が、
要請されている。
昨日のジョー・バイデン次期大統領の演説。
「ウイルスを制御下に置くまでは、
経済を修復し、
活力を取り戻すことはできない。
孫をこの手に抱いたり、
誕生日や結婚式、卒業式、
あらゆる人生で最も貴重な瞬間を
味わうことはできない」
その通りだと思う。
しかし今週日曜日は、
11月15日の七五三だ。
三密を避けて、
七五三くらいは祝ってあげたい。
日本ならばそれも可能だろう。
米国は1日の新規感染者10万人だから、
もちろんまだまだ国民が、
我慢と自粛をする必要があるだろう。
商人舎流通SuperNews。
今日だけで、
店舗での新規感染者のニュースは、
15本に上った。
ただしほとんどの場合、
店頭で感染したわけではない。
一番多いのが家庭内感染である。
そして感染した人が店に出てきて、
そこで症状が出るというケースが多い。
しかしそれでも、
顧客と従業員の安全と安心は、
まだ万全の態勢で担保されているわけではない。
新型コロナ対策分科会会長の尾身茂さん。
「新型コロナは、
人々の行動が感染動向を左右する」
「数字だけで判断するのではなく、
社会全体の感染防止への意識が
低下していないか判断しながら
アクセルとブレーキを踏む必要がある」
そう、大事なのは、
「社会全体の感染防止意識」
日本はアメリカなどより、
確実に感染防止意識が高いが、
政府や行政がその判断を誤ってはいけない。
さて今朝は、
商人舎ZOOM会議。
みんなの顔つきなど見ながら、
今週の仕事の確認をした。
大丈夫です。
今週もよろしく。
そして午後は、
東京・清水橋へ。
(株)伊藤園本社。
玄関の巨大な「お~いお茶」ボトルの前で写真。
その横の壁には「社是」
お客様を第一とし
誠実を売り
努力を怠らず
信頼を得るを
旨とする
正則と署名がある。
創業者の本庄正則さんの言葉だ。
これを貫徹すれば、
コロナ禍も乗り越えることができる。
その伊藤園の本庄周介代表取締役副社長。
ありがとうございます。
「おーいお茶大茶会陳列コンテスト」は、
業界でも随一のイベントだ。
1年に4回開催されている。
その4月22日から6月1日までのコンテスト。
コロナ禍真っ只中のコンテストに、
6000店を超える参加があった。
ありがとうございます。
発表は伊藤園のホームページで行われる。
私はその審査をし、総評をするが、
今日はビデオ撮り。
まず4つのコースごとの総評を10分弱。
それからコロナ禍の2021マーケティング。
これもエッセンスを語った。
原稿を読むというのではなくて、
頭の中に入っていることを、
しっかりと語りかける。
そんなビデオになっている。
クリスマスくらいに公開される。
ご視聴をお願いします。
誰でも見ることができる。
担当の関口直均さんと写真。
販売促進部第5課課長。
映画監督などが使うカチンコを持って。
今日はいろいろトラブルなどもあって、
テイク10くらいまでカチンコを使った。
そのあと最高顧問の江島祥仁さんと懇談。
江島さんはいつまでも若い。
そして新しいブランドの抹茶をいただいた。
すっきりとして実にうまかった。
今年の1月20日に新発売した抹茶が、
濃茶の「令徳(れいとく)」と、
薄茶の「和悦(わえつ)」。
それぞれ「令和」時代から一字ずつとって、
ブランド名がつけられた。
今日は薄茶の「和悦」。
実にさわやかな抹茶だった。
ありがとうございました。
すべてが終了したら、
東京の西の空に夕焼けが見えた。
この空の下で、
COVID-19感染が広がっている。
やれること、
やるべきことは、
やる。
やれないこと、
やっていけないことは、
やらない。
その徹底。
詳細に、厳密に、継続する。
こまかく、きびしく、しつこく。
今回の陳列コンテストが、
全国で展開されていたころ、
毎日のように書いていたことだ。
北海道で第3波が来ようかというとき、
私たちは再びみたび、
徹底しなければならない。
では、みなさん、今週も、
こまかく、きびしく、しつこく。
Good Monday!
〈結城義晴〉