Everybody! Good Monday!
[2021vol③]
2021年第3週。
いよいよ本格的に2021年が始まる。
今日から第204通常国会がスタートした。
150日間、約5カ月にわたって、
論戦が繰り広げられる。
今日は内閣総理大臣の施政方針演説、
そして外交演説、財政演説、経済演説。
これに対して20日、21日に、
各党・各派の代表が質問演説をし、
方針に関するやり取りが行われる。
2月にはその方針の総予算の審議が行われ、
3月は法律案・条約等の審議が始まる。
これが立法府としての国会の役割である。
しかし今通常国会では、
2月初めに新型コロナ特別措置法が、
改正される見通しだ。
そして6月に通常国会は会期を終了。
ちなみに今年を見通すと、
9月に臨時国会が召集され、
12月にそれが終了する。
今日の菅義偉首相の施政方針演説。
やっぱり、がっかりした。
しかし、失望してばかりもいられない。
私たちがやれることをやり遂げる。
このことによって日本は、
むしろここまでコロナ感染を抑えてきた。
それでも私は、現時点で、
新型コロナ禍の「溝」を乗り切ることが、
一番大事だと考えている。
このキャズムを凌ぐ。
それからポスト・コロナの時代に入る。
菅さんの施政方針演説の時間割は、
私の認識する「キャズム対策」が7分間で、
ポスト・コロナが37分だった。
1万1371字の演説の内、
コロナ禍のキャズム対策は、
たった1829字だった。
国民を説得するならば、
その逆でもいいくらいだと思う。
暖かくなったら、
コロナ第3波は消えていき、
ワクチンが間に合うとでも、
考えているのだろうか。
ワクチンは人間の英知で、
間に合わせなればいけない。
ただし、
リスクマネジメントが欠落していたら、
COVID-21さえ起こりかねない。
同じように会社の経営に関しても、
店舗の運営に関しても、
今、「キャズム」の概念は重要となる。
月刊商人舎1月号の主張だ。
そのために今月の標語。
若返れ!
時代と時代の節目のとき。
「断絶」を乗り切る武器は若い力である。
若さによってしか「時代の溝」は凌げない。
だから組織は若返るべきだ。
まず商人一人ひとりが自分を若返らせる。
さらにその商人の集団を若返らせる。
すると組織が若返る、会社が若返る。
産業全体が若返る。
コロナ禍によって生まれる「キャズム」は、
この2021年も継続する。
早ければ東京五輪までに片がつくか。
だが遅ければ2022年も続く。
その間に自らを刷新する。
「キャズム」を凌ぐ作業そのものが、
若返りにつながるような態勢をつくる。
若返りを前提にすべての経営戦略を策定する。
人を若返らせる。
店を若返らせる。
売場を若返らせる。
商品を若返らせる。
若さが「キャズム」を乗り越える
早さの鍵を握る。
若さが「キャズム」を凌ぐ
柔らかさの源である。
若さが「キャズム」を
ばねにする強さの礎である。
そして若さが
企業の生命線である。
人よ、若返れ。
店よ、若返れ。
売場よ、若返れ。
商品よ、若返れ。
コロナ禍による時代の節目のとき。
この「断絶」を乗り切る武器は若い力である。
失敗を恐れぬ力によってしか
「キャズム」は凌げない。
だから私たちは、
若返らねばならない。
さて今日は朝から、
㈱商人舎のZOOM会議。
今週のスケジュールをチェックし、
来月の月刊商人舎2月号の企画を説明した。
各自の役割分担を確認し合った。
もうオンライン会議にも慣れてきた。
みんなの顔色や顔つきもよく見えるし、
コミュニケーションもとれる。
その今週の予定。
今日の月曜日から通常国会。
明日は㈱ヤオコー川野幸夫会長と会う。
川越のサポートセンターまで行く。
明後日水曜日は㈱True Data役員会。
緊急事態宣言中だから、
オンライン・ミーティング。
この日は米国大統領就任式。
日本時間では木曜日21日の午前2時。
ジョー・バイデン大統領の誕生だ。
暴動など起こらなければいいが。
木曜日は商人舎Web会議。
私は午後から検診と診察。
金曜日は日本チェーンストア協会へ。
専務理事の井上淳さんと会う。
もちろんソーシャルディスタンシング。
今週もあっという間に過ぎていきそうだ。
それでも私の目の前には、
膨大な仕事が山積みされている。
ひとつずつ、
すこしずつ、
いっぽずつ。
自分に言い聞かせる。
そうしなければ、
何一つ解決しない。
この緊急事態宣言の間に、
私はそれらの仕事を全部、
片づけてみせる。
夜なべ仕事も厭(いと)いません。
ひとつずつ、
すこしずつ、
いっぽずつ。
頑張ります。
寒き夜や我身をわれが不寝番
〈小林一茶〉
(不寝番は「ねずのばん」)
では、みなさん、
今週も、若返ろう。
Good Monday!
〈結城義晴〉