アゴーラリージェンシー堺。
目覚めると朝日。
街がオレンジ色に染まっている。
反対側の堺港。
気分良く目覚めたが、
昨夜は午前3時ごろ、
講演用のパワーポイント作成中に、
完成寸前で消えてしまった。
保存をしておけばいいのに、
夢中になって作り込んでいると、
最後の処理のところでミスをして、
消してしまうことがある。
最近は少なくなったが、
こんな大事な時に出てしまう。
一度寝て、目覚めて、
気分を取り直してつくり直した。
この時、私はいつも自分に言い聞かせる。
「消えたものより、
良いものをつくろう」
そうすると必ず良いものが出来上がる。
それから今日、単行本が刷り上がった。
この1年間の私の想いの集大成。
『コロナは時間を早める』
著者・結城義晴、発行者・結城義晴、発行所・㈱商人舎。
さて、万代ドライデイリー会の定例会。
コロナ感染対策のために、
午前と午後の2部制として、
取引先の会員200名ずつが集まった。
ホテルと協力して、
感染防止対策も万全。
午前の部は10時半から開始。
午前はグロサリー部会が参集。
会長の今津龍三さんが開会あいさつ。
結婚式のスピーチを引き合いに出して、
とてもいい挨拶だった。
「三つの坂」の話。
次に事務局長の前田仁さん。
昨年度と今期の活動報告。
最後に私の著書を紹介してくれた。
この会のために見本刷りが届いて、
参加者全員にプレゼントされた。
万代からは、
代表取締役社長の阿部秀行さん。
ドライデイリー会から招待される形で登壇し、
万代の上半期の営業方針を、
スライドを使って発表した。
いつもながら阿部さんの話は、
よどみなく、説得力がある。
しかもブレることがない。
次にグロサリー部門を管掌する取締役、
中筋浩二さんが今期の営業方針を説明。
その後、結城義晴の講演。
講演テーマは、
単行本のタイトル。
そして異例ではあるが、
本の序章から終章までを、
ダイジェスト的に1時間で語る。
演壇のテーブルには、
アクリルボードが設置されている。
話している間にも、
次々にエピソードが浮かんでくる。
まだ見本が刷り上がった段階で、
商人舎オフィスにも届いていない。
アマゾンのプラットフォームにも、
アップされていない。
ご購入の予約申し込みは、
今のところ㈱商人舎へ。
info@shoninsha.co.jp
Faxは045-313-1261
1時間の講演が終わると、
締めは芝純常務。
芝さんもいつもながら、
簡潔で迫力のある話しぶり。
そのあと万代恒例の大阪締め。
参加者は声を出さずに、
一緒に手打ちで締めた。
ランチはこれもソーシャルディスタンシングで、
阿部さん、芝さんとお弁当。
午後の定例会2部は、
住関連部門、デイリー部門、惣菜部門、
そして農産部門の会。
午前の会と同様に、
今津会長、前田事務局長のあいさつと報告。
それから阿部社長が登壇。
阿部さんも午前と同じような内容の話を、
40分、丁寧に話す。
午前の部と内容は変わらないが、
話は変わる。
それでもブレない。
万代は2月にベーカリーショップを買収した。
アルヘイムフードサービス㈱。
ほっかほっか亭を運営する、
㈱ハークスレイの子会社だった。
大阪に本社を置くパンの製造販売企業。
その社長に就任した松岡俊行さんが、
万代の阿部社長によって紹介された。
松岡さんは万代の取締役でもある。
そのあと、
万代の部長たちが、
それぞれ上半期の営業方針を発表。
ドライデイリー会の部門理事を務めている。
住関連部門は中筋取締役。
ドライグロサリー部門を兼務する。
デイリー部門は日下幸生部長。
万代カレッジ3期生の級長。
惣菜部門は松岡俊行取締役。
松岡さんは万代カレッジ2期生の級長。
そして農産部門は西村昌也部長。
万代カレッジ1期生。
みんな私の教え子だ。
休憩をはさんで、
結城義晴の2度目の講演。
ここでもストーリーは変わらないが、
話しているうちに違うエピソードが、
次々に頭の中に湧いてくる。
2部は10分ほど長引いて70分の講演となった。
ご清聴を感謝するものだ。
もちろん最後は再び、
芝さんと部長たちが登壇して、
大阪締め。
2年ぶりの万代ドライデイリー会での講演。
毎年の2回の総会では、
記念講演をするが、久しぶりだった。
充実していた。
最後にドライデイリー会会長の今津さんとツーショット。
そして万代の幹部の面々と写真。
阿部さんも芝さんも、
商人舎のアメリカ研修や、
ミドルマネジメント研修を受講した。
部長たちもそれらを受講したうえで、
万代知識商人大学を1年間履修し、
修了した。
ピーター・ドラッカーの思想、
結城義晴の考え方を、
学び続けている。
ありがたいことであるし、
私にはやりがいがある。
結城義晴著『コロナは時間を早める』
サブタイトルは、
「キャズム」の淵の知識商人へ。
手に取ってみてください。
お願いします。
〈結城義晴〉