結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2021年04月13日(火曜日)

商人舎4月号の「結城義晴定義集」と大阪弁天町周辺クリニック

大阪に来ているうちに。
東京都、京都府、沖縄県に、
まん延防止等重点措置。

大阪府、兵庫県、宮城県と合わせて、
これで6都府県に適用された。

神奈川県、埼玉県、千葉県にも、
まん延防止措置が適用されそうだ。

政府のやり方にメリハリがない。
「やりそうだ」と情報を流しておいて、
「やります」と首相が決めてから、
さらにタイムラグがあるから、
いざ、始まっても、
国民は「やるぞ」とはならない。

65歳以上の高齢者に、
ワクチン接種が始まった。

とはいっても、
私にはまだ何の知らせも来ていない。

医療従事者に対しても、
2月17日に始まって2カ月が経過するが、
2回の接種が終わったのは、
対象者約480万人中の1割程度だ。

日本の人口の3割の高齢者3600万人にも、
接種はいつのことになるやら。

今日の大阪府は、
新規感染者数1099人。
初めて1000人の大台を超えた。

さて月刊商人舎4月号
発刊されています。202104_coverpage
特集と特別企画。
特集は、
結城義晴定義集基礎編
流通専門用語と関連語・類似語・派生語・反対語の考察

[Cover Message]
「用語集」や「用語事典」は数多く出版され、使われている。無難なものが多いが、それでも有益である。さらに一冊の書籍があるのに、月刊雑誌などで毎年、「用語」を説明したりして特集を組む。読むと、なんとなくわかった気がするが、ただそれだけといった印象だ。
本誌は用語集ではなく、「定義集」をお届けしよう。貴重な用語、重要な単語、必須・必知・必修の専門用語を、大胆にも「定義」してしまおう。関連語・類似語・反対語・派生語も考察しよう。
定義とは「概念の内容を明確に限定すること」(『広辞苑』)である。ただし間違った方向で明確にしてしまうのは危険だ。誤ったことを限定してしまうのはもっと危ない。清く、正しく、面白く、定義を試みよう。本号はその「定義集基礎編」である。

特別企画は、
「埼玉蕨(わらび)の陣」
ヤオコー蕨錦町店の時代観!!

3月17 日水曜日。
㈱ヤオコー期待の新店「蕨錦町店」がオープン。
旧イトーヨーカドー錦町店の
箱形総合スーパーが撤退。
その物件を居抜きで活用したのが、
「ビバモール蕨錦町」。
その核店舗がヤオコーである。
埼玉県蕨市には2018年11月、
同じくイトーヨーカ堂の
「ザ・プライス」蕨店が撤退した跡地に
ライフ蕨駅前店が全面建て替えで出店した。
総合スーパー全盛の時代には、
イトーヨーカ堂の「金城湯池」であった蕨市。
スーパーマーケット激戦地に変わり、
ヤオコーのドミナントへと変貌する。
業態地殻変動のピッチは速い。

目次をご覧いただきたい。202104_contents
「定義集」は、
ずっと胸の内にあった構想です。
丸暗記するための単語集ではない。
辞書のように調べる用語事典でもない。

専門用語を「定義」する。

そのために既存の定義の意味を問い直し、
いくつかの既存定義の差異を検討し、
「再定義」する。

読んでもらいたい「定義集」です。

古くはプラトンの「定義集」がある。
アランの「定義集」は世界的に知られる。
大江健三郎にも「定義集」がある。

だから結城義晴「定義集」である。
まずはその基礎編を試みた。

さて、大阪にやって来て3日目。
午前中はZOOMミーティング。
商人舎の鈴木綾子が段取りしてくれて、
千野和利さんと一対一の会議。

千野さんとの話し合いは、
実にスピーディーだ。
次々に案件が改変され、
決定されていく。

気分がいい。

そのあと大阪環状線の弁天町。
大阪ベイタワー。
IMG_2538

ホームページの写真は素晴らしい。
slide1

ロピア大阪ベイタワー店。IMG_25331

㈱関西ロピア社長の福島道夫さんが、
出迎えてくれて、
再度、説明してくれた。

私も意見を言った。

そこへ店舗見学に来ていたのが、
㈱万代の吉田秀史さん。
万代知識商人大学3期生で、
精肉のスペシャリスト。
畜産部シニアマネジャー。
DSCN01231
吉田さんが質問して、
福島さんがそれに答える。

ともに、いわば商人舎ファミリーだ。DSCN01241

それから㈱JTBの森川泰弘さん。
商人舎担当の大阪第三事業部所属。
??????????

アメリカの情報を交換して、
視察研修の打ち合わせ。
??????????

そのあと、車でこのエリアを視察。
まずは京セラドーム大阪。  DSCN99921

左手にスーパービバホーム。??????????

右手はイオンモール大阪ドームシティ。??????????
イケアのバスが走る。
イケア鶴浜店からの送迎バスだ。

モールには成城石井やキャンドゥが出店。??????????

イオンモールにも顧客が入っているし、
各店のイオンでは食品フロアが健闘。
しかし衣料フロアのウィークデーは、
やはり苦戦中だ。
??????????
この売場に立って、
アパレルの改革の道筋を考察した。

そのあと、ライフをはじめ、
ダイエーのグルメシティ、
関西スーパー、食品館アプロ、
MEGAドン・キホーテ、
スーパーナショナルまで、
いつもの一気呵成のクリニック。

最近はこういったクリニックを、
意欲的に繰り返している。

大阪の寝屋川や鶴見、兵庫の尼崎、
群馬の前橋、そして埼玉の蕨。

新店がオープンして、
その店だけを見ていては、
競争はわからない。

「業態地殻変動」は検証できない。

〈結城義晴〉

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結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

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