Everybody! Good Monday!
[2021vol⑯]
2021年第16週。
そして4月第4週。
新型コロナウイルス新規感染者。
大阪府は719人、
東京都は405人。
兵庫県293人、神奈川県142人、
愛知県124人、埼玉県118人、
そして千葉県106人と続く。
大阪は吉村洋文知事が、
政府に対して緊急事態宣言の要請を表明。
妥当な意思決定だ。
COVID-19は人間の事情を考慮しない。
だから早ければ早いほどいい。
「コロナは時間を早める」
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それは新型コロナ対策そのものにも、
当てはまることだ。
人間の時間は、
できる限り早めなければいけない。
彼らのスピードは恐ろしく早い。
去年のCOVID-19に対して、
今年はN501Y。
しかし日本政府の政策は、
去年の「緊急事態宣言」に対して、
今年は「まん延防止等重点措置」。
変わらないどころか、後退している。
変化のスピードで、
負けている。
今日は久しぶりに、
横浜商人舎オフィス。
裏の遊歩道は新緑。
その緑が徐々に濃くなる。
新田間川の水も緑色。
ランドマークタワーも近く感じる。
会社では1週間ぶりに、
協力して様々な改革。
新刊の『コロナは時間を早める』も、
アマゾンのページを刷新。
コロナのスピードに、
人間が負けてはいけない。
「キャズム」の期間は特に。
先週金曜日の日経新聞。
フィナンシャルタイムズ。
マーティン・サンドブ記者の記事の最後。
「ビスマルクの言葉通り、政治とは
“可能なことを見いだし
実行に移す技術”だ」
まったくその通りだ。
鉄血宰相と呼ばれたオットー・ビスマルク。
1862年からプロイセン王国首相、
1867年から北ドイツ連邦首相、
1971年からドイツ帝国首相を歴任。
可能なことを見つけ出して、
実行に移す技術。
問題発見と問題解決の技術。
政治に限らない。
経営にも当てはまる。
店長の店舗運営にも充当できる。
記者は結論する。
「だが何が可能かの判断は、
それを考えつくかどうかによることが大きい」
記者は問題の発見よりも、
問題の創造を言いたいのだろう。
ビスマルクはスピノザに影響を受け、
マキアベッリを研究し、
ナポレオン・ボナパルトを反面教師とした。
問題の創造には、
自身の学習や研究が不可欠である。
それを「有識者」に頼ってばかりではいけない。
日本学術会議をないがしろにしておいて、
有識者の十分な協力が得られるとも思わない。
さて今週は社外取締役の連続役員会。
4月21日(水曜日)には、
緊急Web講演会。
「要」「急」の小売業DX
DXはデジタル・トランスフォーメーション。
14時~15時。
ブルーチップ㈱と㈱True Data、
そして㈱商人舎の共催。
登壇者は、
宮本洋一、結城義晴。
米倉裕之、越尾由紀。
Zoomでの開催で、参加費無料。
楽しみにしていてください。
短いけれど、きりっとした講演をします。
今週もそれなりに忙しい。
可能なことを見つけ出して、
実行に移し続けたい。
では、みなさん、今週も、
問題発見と問題解決を。
Good Monday!
〈結城義晴〉