商人舎スーパーチャンネル。
今日はその収録。
印刷されたばかりの月刊商人舎6月号。
特別企画「2021キャズム決算」
その決算の全体像を解説し、
活字にできなかったポイントを、
直接、語る。
35分間で一挙に語りきって満足。
ピーター・ドラッカー先生の言葉。
「世の中には、
読み手と聞き手がいる。
しかも、その両方であるという人は、
ほとんどいない」
あなたは読む人間か、
それとも聞く人間か。
あなたは本や雑誌から学ぶか、
それとも研修会から学ぶか。
商人舎チャンネルから学ぶか。
さて、今日も商人舎オフィス。
㈱フジは愛媛県松山市に本社を置く。
朝、会長の尾﨑英雄さんと、
電話で話した。
フジは松山市の本社第3ビル5階を、
コロナワクチンの集団接種会場として提供した。
いい話だ。
その会場で尾﨑さんも6月6日に接種した。
私も同じ日に東京大手町で接種。
自衛隊の大規模会場。
松山市ではフジ本社以外にも、
百貨店の松山三越、
国際交流施設のアイテムえひめ大展示場、
松山市総合コミュニティセンターが、
集団設置会場となった。
フジは1967年、
尾山謙造氏によって愛媛県宇和島市に創業。
設立の理念の第1は「地域社会への貢献」、
第2は「豊かなくらしの推進」。
フジにしろ、三越にしろ、
こういった地域社会への貢献は、
素晴らしいし、誇らしいことだ。
今日の商人舎流通スーパーニュース。
ヨークベニマルnews|
ワクチンの職域接種/第1弾は郡山市従業員が対象
㈱ヨークベニマルは6月21日から、
ワクチンの職域接種を実施する。
第1弾は福島県郡山市の本社社屋での職域接種。
公益財団法人星総合病院の協力を仰ぐ。
対象は郡山市および近隣地域の従業員。
その後の状況を見ながら、
従業員の家族を含めた拡大を検討する。
ヨークベニマルは、
福島県を中心に宮城県、山形県、
栃木県、茨城県に、
233店を出店している。
郡山市以外の地区でも、
各自治体と地域医療機関との連携が取れたら、
順次、実施を検討し、判断していく。
ヨークベニマルは位置づける。
「スーパーマーケット事業は
エッセンシャルビジネス」
従業員の感染防止が、
地域社会への貢献になる。
それが「野越え山越え」精神の根本にある。
同じく今日の商人舎流通スーパーニュース。
イオンnews|
イオンモール幕張新都心で6/21職域接種開始/順次拡大
イオンは6月21日に、
イオンモール幕張新都心で職域接種を開始する。
接種の対象はグループ従業員と、
イオンモールに入居する専門店の従業員。
このイオンモール幕張新都心を手始めに、
埼玉県越谷市のイオンレイクタウン、
愛知県のイオンモールナゴヤドーム前、
さらに全国8カ所の事業所で、
約5万人から開始し、順次拡大していく。
イオンはフジと同じように、
全国の行政や自治体と連携して、
イオンのショッピングセンターを、
ワクチン接種会場として提供してきた。
すでに約30施設で約2万人の住民が接種を受けた。
イオンの基本理念は、
「お客さまを原点に平和を追求し、
人間を尊重し、地域社会に貢献する」。
いわゆる平和産業・人間産業・地域産業。
COVID-19に対峙する最大の戦略は、
企業の根本理念である。
接種会場提供と職域接種は、
倉本長治の言葉のままである。
「店は客のためにあり、
店員とともに栄える」
〈結城義晴〉