毎日、必ず見る。
NHKのWebサイトに、
毎日午後4時に掲載される。
新型コロナウイルス、
都道府県別の感染者数マップ。
8月4日、全国で1万4207人。
これ、1日の陽性確認者の数。
東京都は4166人。
過去最多。
神奈川県が1484人、
大阪府が1224人、
埼玉県が1200人。
1000人台が3府県。
千葉県840人、
福岡県752人、
そして沖縄県602人。
沖縄県の総人口は、
この2021年7月1日現在で、
145万9214人。
福岡県は513万0371人、
千葉県が628万4573人だから、
沖縄の感染率は高い。
あんなに素晴らしい沖縄で、
変異株が猛威を振るっている。
お見舞い申し上げたい。
沖縄の小売業、サービス業の皆さん、
エッシェンシャルワーカーの皆さん、
頑張ってください。
東京、沖縄を含めて、
全国の14都道府県が、
過去最多。
ああ。
インド型変異種のデルタ株が、
圧倒的感染拡大を見せる。
「自助・共助・公助」をモットーとする菅義偉首相。
自助・共助に頼っている。
こういう時こそ、
的確で迅速な「公助」の出番だ。
よろしく、頼むよ。
ソーリ。
私は月刊商人舎8月号の最終責了。
終わりました。
特集は?
まだ秘密!
しかし、お陰様で、
いい雑誌になりました。
夜の長光山妙蓮寺。
門前に掲げられた住職の書。
「人生の
すべての苦しみハ
無理から生じる」
故人となられた西端春枝先生を思い出した。
「結城さん、
無茶はあかん、
無理はええけど」
しかし「無理」を重ねていると、
「無茶」になる。
すべての苦しみは、
その無理から生じる。
以て自戒とすべし。
8月1日の朝日新聞「折々のことば」
第2102回。
ほら、
暗くなってるでしょ。
これはこの世界が
今日はここまでと
言っている証拠。
(森田季節)
小説『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』から。
「”社畜”として過労死した後、
不老不死の魔女に転生した女性」
「彼女を慕う弟子が師を歓(よろこ)ばすため
徹夜で遅れを取り戻そうとすると、
すぐにこう戒めた」
「頑張るって言葉を
いい意味で使いすぎちゃダメ!」
「ほどほどを保て」
だから、
「がんばりすぎないでください」
将棋の谷川浩司第17世名人の言葉。
谷川は阪神淡路大震災で被災した。
その経験から2011年3月に、
東日本大震災の現地に向けて発言した。
谷川と同じ神戸出身の森田季節。
ライトノベル作家。
「無理はやがて波紋のように
不幸を周囲の人たちに広げるから」
人生のすべての苦しみは、
無理から生じ、
やがて波紋のように、
不幸を周囲の人たちに広げる。
無理はまるで、
コロナウイルスのようだ。
だから「頑張る! 頑張れ!」を、
いい意味で使いすぎてはいけない。
ほどほどをたもって、
がんばりすぎずに、
がんばろう。
暑い夏だ。
それがいちばん、いい。
〈結城義晴〉