このブログでご報告し、
お詫びしましたように、
最終責了が遅れました。
したがって印刷・製本も遅れ、
発送は来週早々になります。
あらためて心からお詫びします。
ただし、Web版は、
出来上がっていて、
公開しています。
IDとパスワードをお持ちの方は、
ネット上からご覧ください。
デジタルブックリーダーでも、
紙の誌面と同じものを見ることができます。
Webページの右上をクリックしてください。
↓↓↓
ぜひ、ご覧ください。
ただし、
月刊誌の年間購読をしていない方は、
申し訳ありませんが、
ご覧になれません。
悪しからず。
今月号から折に触れて、
[流通時評]を書くことにしました。
もちろん執筆は結城義晴です。
コロナは経営統合を早める!!
イオンとフジ/H2Oと関西スーパーはどうなる?
最終締め切りの前に、
二つの経営統合が発表されました。
さらに最終責了ギリギリに、
オーケーのTOBも公表されました。
この問題を考察。
いったい、どうなるか。
結城義晴はどう見立てたのか。
連載・結城義晴「定義集」は、
〈第5回 企業統合ワード〉
そして今月の特集は、
コロナ禍2年目のUS小売業
世界最大感染国の世界最速リテール&DX
[Cover Message]
COVID-19パンデミックによって、アメリカは世界最大の消費大国でありながら、世界最多の新型コロナウイルス感染国になってしまった。9月2日のジョンズ・ホプキンス大学最新情報でも累計感染者数3940万人で、2位インドの3286万人を凌ぐ。それでもアメリカではいち早く経済活動が再開され、景気は回復している。
そのなかで小売業は大躍進を果たす。全米の産業中トップのウォルマートをはじめ、2位アマゾン・コム、4位CVSヘルス。上位20社中7社が小売業である。そしてその小売業も例外なく、リアル店舗と同時にオンラインリテーリングが急増している。ホットリテーラー(成長率順位の上位)の7社までがeコマースである。それらを支えるのがデジタルトランスフォーメーション(DX)である。
国中が世界最大規模で感染症に侵されても、小売業は最大の成長産業である。一方、日本は一部の小売業態だけが、前年比増に小躍りしているに過ぎない。それはなぜか。そのなぞは解けるのか。
目次をご覧ください。
さらに今月号は特別企画を組みました。
ヤオコー「Foocot」の正体
2月1に発足した㈱フーコット。
㈱ヤオコーの100%子会社。
8月3日に第1号「飯能店」をオープン。
この話題の店舗をクリニックし、
ストアコンパリゾンすることで、
分析します。
これも読みごたえがあります。
結城義晴の分析「フーコットのトレードオフ」。
商人舎特任研究員・嶋内仁チームの、
PFグラフを使ったストアコンパリゾン。
多分、ヤオコー経営陣は、
手ごたえをつかんだと思います。
しかしまだまだ、
考え抜かねばならない課題が、
残されていると思います。
それも指摘しておきました。
そしていつものように、
[Message of September]
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おこがましいようですが、
小売流通業界の、
Harvard Business Reviewを目指します。
いかがでしょうか。
最後に今日の午後、
河野太郎規制改革担当相が、
正式に自民党総裁選挙への出馬を表明。
記者会見を開催した。
事前に配られたその政策パンフレット。
最初に20分ほどのスピーチ。
そのあと参加した記者全員から、
順番に一問ずつ質問を受けて、
その質問に即答した。
これは安倍晋三・菅義偉政権では、
姿を消していたこと。
メディアに身を置く者として、
この点は歓迎したい姿勢である。
私は自民党員ではないから、
総裁選挙に投票はしないし、
できない。
倉本長治師、渥美俊一先生と同様に、
政治と宗教には関係しない。
もちろん知識商人に対して、
「ポリティカルマーチャントたれ」と、
主張はしている。
しかし具体的に、
どの政党を支持せよ、
どの政治家に投票せよなどとは、
断じて言わない。
それでも、
おかしいと思ったことは、
商業のために書く。
いいと思ったことも、
小売業のために指摘する。
そこんとこ、よろしく。
〈結城義晴〉