ウクライナ戦争。
ロシア軍はウクライナ東部地域で、
少しだけ息を吹き返している。
ルガンスク州のセベロドネツクなどで、
ロシア軍の侵攻が激しくなっている。
2月24日から3カ月を超えた。
予想を覆す長期化のなかで、
プーチンは膠着を打開しようとしている。
戦争が長引くことに、
社会的な意味は何ひとつない。
昨日はアメリカからお客さんが来訪。
五十嵐由布子さん。
TSワールドエンタープライズ㈱取締役副社長。
それから取締役部長の柴沼良さん。
五十嵐さんはロス在住のツアーコーディネーター。
商人舎主催の視察研修会でもお世話になった。
新会社を設立して、新たなスタートを切った。
今日は午前中、
オンライン会議を二つ。
㈱True Dataの役員会と、
営業のアドバイス。
そのあと、急いで、
新横浜から新幹線。
久しぶりにひかり号。
小田原を過ぎ、三島のあたり。
富士の頂がちょっとだけ見えた。
名古屋を過ぎて、岐阜羽島駅。
円空生誕の地。
円空は江戸時代前期の修験僧。
各地に独特の作風の木彫り仏像を残した。
「円空仏」と呼ばれる。
駅前でレンタカーを借りて、
30分ほど走ると、
「モレラ岐阜」
2006年4月29日オープン。
敷地面積約18万5000㎡、
延床面積11万5800㎡、
届出店舗面積5万7653㎡。
テナント店舗数約240。
2フロア型リージョナルショッピングセンターだ。
核店舗はエディオン、
ユニクロとGU、
ニトリ、ダイソー、
タワーレコード、ラウンドワンなど。
シネマコンプレックスもあって、
平日でも1万人を超える客数。
ウィークエンドは3万人を超える。
食品の核店舗はバローだったが、
今年2月に撤退し、
5月26日にロピアが開業する。
商人舎流通スーパーニュース。
ロピアnews|
中部エリア初出店となるロピアモレラ岐阜店5/26開業
首都圏、関西圏に続いて、
第3のドミナントエリアである。
到着すると柴田昇さんが出迎えてくれた。
㈱中部ロピア執行役員営業本部長。
それから古家裕さんは、
㈱ロピア取締役神奈川エリア営業本部長。
さらに相川博史さんは、
ロピア取締役千葉埼玉営業本部長。
幹部もずらりと揃って、
中京圏出店を支える。
店全体を回って、
柴田さんから説明を受けた。
大胆な試みだ。
そのあと、夕方になったが、
近隣の大型店を視察。
アピタ北方店。
箱形の2フロア店舗。
まだメガドン・キホーテには転換していないが、
このあとどう対応するか。
2階衣料品フロアは苦戦している。
それからPLANT6瑞穂店。
1フロア6000坪級。
やはり週末型の店舗となっているが、
プラントの強みをしっかり表現している。
ノンフード売場はいつ見てもすごい。
まだまだ改革の余地も残っている。
さてロピア岐阜の陣。
どんな展開となるか。
ザ・ビッグ、ラ・ムー、
バロー、カネスエなどなど。
激しい競争が展開されている。
ウクライナの戦争と違って、
小売業の正々堂々の競争はいい。
国民が喜び、
地域が活性化し、
経済が回転する。
戦争にいいことなんて、
ひとつもない。
〈結城義晴〉