今日は生団連の定時総会。
国民生活産業・消費者団体連合会。
略して「生団連」。
実にいいネーミングだ。
場所はホテルオータニ東京。
記念パーティは夕方の6時から始まった。
新型コロナウイルスの感染拡大のため、
この2年間はパーティの開催が見送られた。
3年ぶりの開催は簡素化したスタイルで、
ドリンク提供のみだった。
私は参加できず。
商人舎上級プロデューサーの松井康彦さんが、
行ってくれた。
まず小川賢太郎生団連会長の挨拶。
それから来賓祝辞は、
岸田文雄内閣総理大臣。
さらに 茂木敏充自由民主党幹事長、
山口那津男公明党代表、
泉健太立憲民主党代表、
玉木雄一郎国民民主党代表、
馬場伸幸日本維新の会共同代表。
7月の参議院選挙を控えて、
既成政党揃い踏みの祝辞だった。
清水信次さんがつくった生団連は、
政治活動を積極的に展開しているからでもある。
乾杯の音頭は消費者部会のお歴々。
第2代の小川会長となってからも、
その活動は衰えず、
昨2021年7月8日には、
「地域生団連」の第一弾として、
「埼玉県生団連」が発足した。
その埼玉県の会長は、
埼玉県地域婦人会連合会の柿沼トミ子会長。
副会長は㈱ヤオコーの川野幸夫会長、
日本スーパーマーケット協会会長。
発足の会で川野副会長は、
「生産者主権から生活者主権への転換」を強調し、
「埼玉県の生活者の皆様方の生活の豊かさ、
そして幸せを発信することで、
日本の大きな構造改革を実現したい」と、
抱負を語った。
この埼玉県に続いて今年5月27日、
大阪でも生団連が発足した。
商人舎流通スーパーニュース。
生団連news|
2つ目の地域生団連「大阪生団連」発足、5/27発足の会開催
大阪生団連会長には、
堺市消費生活協議会の山口典子会長、
副会長には日本ハム㈱の畑佳秀社長が就任。
この7月には北海道にも、
「地域生団連」が発足する。
消費者と生活産業が、
連携して連合会をつくるところが、
とてもいいな。
清水さんの着想がすごい。
そして小川賢太郎会長、
コロナ禍の中でも、
やります。
素晴らしい。
月刊商人舎2018年8月号特集は、
我ら、ポリティカル・マーチャンツ!
その[Message of August]
この指とまれ!
右も左も、この指とまれ。
前も後ろも、この指とまれ。
下から上から、この指とまれ。
そして、前向きに、
そして、上向きに、
そして、外向きに。
ポジティブに、
アクティブに、
ダイナミズムをつくれ。
小売りも、卸も、メーカーも、
顧客も消費者もNPOも、
政府も、役所も、県も市も。
売り手良し、
買い手良し、
世間良し。
あなた良し、
わたし良し、
天も良し。
いい国、つくろう。
いい街、つくろう。
いい店、つくろう。
だから右も左も、この指とまれ。
前も後ろも、この指とまれ。
下から上から、この指とまれ。
「この指とまれ!」は、
子どもの遊びで使われる。
政治家による政党政治や派閥も、
この指とまれ!のニュアンスをもつ。
しかしそれだけではない。
すべての小売業、サービス業は、
私たちの店においでくださいと、
顧客たちに訴える。
「この指とまれ!」と呼びかける。
マーケティングの原則である。
さあ6月も、
この指とまれ!と、
顧客に呼びかけよう。
そのために、
いい店、つくろう。
〈結城義晴〉