安倍晋三元首相、
奈良で参議院選の応援演説中に、
銃撃され、逝去。
父の安倍晋太郎元外相も、
67歳での永眠だった。
日本の憲政史上最長在位の元首相の死は、
世界レベルの影響を与えるに違いない。
それだけの政治家であった。
英国のボリス・ジョンソン首相は、
すでに辞意を表明している。
世界の政治が大きく変わる。
参議院選は、
自民党の圧勝で終わるだろうが、
政府与党もそれに奢ることなく、
世界の平和と日本の繁栄のために、
鋭意努力してほしい。
搬送される救急車の中では、
まだ意識があったというから、
誰よりも残念な思いをしたのは、
安倍晋三その人だ。
ご冥福を祈りたい。
私はこの惨劇を、
東京・八丁堀で知った。
日本食糧新聞社本社主催、
フードストアソリューションズフェア。
略してFSSF。
その社内ミーティングに参加し、
その後の運営委員会にも出席した。
オンラインで、
全国の運営委員と話し合う。
東京本社に参集したのは、
4人の面々。
左から杉田尚さんと今野正義さん、
千野和利さんと結城義晴。
モニターには、
西日本の食品小売業のトップのみなさん。
この食品展示会は、
18社の副主催企業が重要な役割を担う。
今野日本食糧新聞社会長が、
ユーモアを交えた冒頭の挨拶をし、
千野離創協会長が、
強いメッセージを発した。
離創協は一般社団法人離島振興地方創生協会。
その後、事務局から、
フェアの全貌が丁寧に説明された。
私はセミナー企画の内容を説明した。
もうすでにすべての講演者が決まっている。
尾﨑英雄フジ・リテイリング会長の記念講演。
パネルディスカッションは、
万代の芝純常務と、
関西スーパーマーケットの柄谷康夫常務。
コーディネーターは結城義晴。
千野さんには総括講演をお願いした。
それ以外にも、いい講演が並ぶ。
私は西川隆さんと、
「店づくり」に関する対談をする。
ローコストで個性的、
しかもコストパフォーマンスの高い店。
どうつくったらいいか。
事例報告もふんだんに盛り込む。
ご来場とご聴講をお願いします。
その方法は追ってお知らせします。
FSSFは9月7日(水)8日(木)。
インテックス大阪。
外食産業展示会とFABEXが同時開催されて、
大いに盛り上がる。
この展示会は、
2025年の大阪万博を、
ひとつのピークに設定して、
西日本の地方創生と離島振興を推進する。
意義の深い食品展示会である。
最後に記念写真。
杉田さん、今野さん、千野さんと私。
よろしくお願いします。
頑張ります。
横浜商人舎オフィスに戻ると、
セルコレポートが届いていた。
私の連載の第三回は、
「サム・ウォルトンの絶望」
世界最大企業をつくった経営者の物語。
サムは1945年に、
ベンフランクリンの加盟店として創業し、
5年後の1950年、創業の繫盛店を失う。
しかし絶望の底から立ち上がって、
アメリカ第一のチェーンストアをつくりあげる。
「艱難が忍耐を生み出し、
忍耐が練達を生み出し、
練達が希望を生み出す。
この希望は失望に終わることがない」
(新約聖書・ローマ人への手紙5章)
安倍晋三党政治家も、
2007年に一度、
首相の座を降りてから、
再び2012年に総理として立ち上がった。
故吉田茂首相以来のことだった。
安倍晋三さん、
お疲れ様でした。
合掌。
〈結城義晴〉