二十四節気の白露。
大気が冷えてきて、
露ができ始めるころ。
秋です。
自民党の旧統一教会との関係。
ずぶずぶだということがわかった。
一方で円安はとどまらない。
こちらは待ったなしだ。
この政府はどうも、
最重点事項に集中できない。
そんな巡り合わせにある。
それを断ち切らねばならない。
私は今日もインテックス大阪。
日本最大級の国際展示場と謳う。
展示会、見本市、販売催事、国際会議、試験、
セミナー、パーティ、コンサートなど、
さまざまなイベントが催される。
その4号・5号館で行われているのが、
フードストアソリューションズフェア2022。
商人舎はそのセミナー企画に協力している。
2日目のセミナー第1プログラムは、
パネルディスカッション。
パネラーはお二人。
㈱万代の芝純常務、
㈱関西スーパーマーケットの柄谷康夫常務。
お二人とも営業本部長。
結城義晴がコーディネートする。
テーマは、
「ポストコロナのマーチャンダイジングはこう変わる!」
10時半、セミナー開始。
120席が8月1日の受付初日に満席となり、
急遽、150名に枠を拡大。
しかし、それもすぐに満杯となった。
そこで、当日キャンセル待ちの列ができた。
列に並んだ10名あまりの人は入場できたが、
残念ながらお断りした人も多数いた。
ソーシャルディスタンスのために、
1席ずつ空けて座ってもらう。
第1は現在の商品値上げについての対応。
第2は、コロナ禍の顧客や消費の変化。
第3は、ポストコロナに向けた取り組み。
そして、第4は商品開発・調達について。
会場に来ている人は、
卸やメーカーのトップや幹部、
あるいは営業、商品開発の担当者が多い。
もちろんスーパーマーケットの実務家たちも。
芝さんも、柄谷さんも、
営業をあずかるトップ。
お二人の語る営業戦略、商品戦略は、
ベンダーの人たちにとっては、
これからの取引の考え方の勉強になる。
スーパーマーケットの人たちにとっては、
そのものずばりで営業政策の参考になる。
お二人が話すことをメモしながら、
全員が集中して、真剣に聞いてくれた。
パネルディスカッションは、
10時半から12時までの90分間。
あっという間に過ぎていった。
私の最後の言葉。
「未来を築くために初めになすべきことは、
明日何をなすべきかを決めることではなく、
明日をつくるために今日、
何をなすべきかを決めることである」
最後は盛大な拍手をいただいた。
ご清聴、感謝したい。
パネルディスカッションは大成功。
芝さん、柄谷さん、
ありがとうございました。
会場には、
サミットリテイリングセンターのお二人、
代表の新谷千里さんと、
新谷紗也佳さん。
サービス部門兼マーケティング担当。
セミナーの第2プログラム講師は、
尾﨑英雄さん。
㈱フジ・リテイリング会長。
ほぼ1年前の昨年9月1日、
㈱フジとマックスバリュ西日本㈱、
そしてイオン㈱は、
フジとマックスバリュ西日本の、
合併に合意した。
そして2024年3月、
統合新会社が設立され、経営統合する。
尾﨑さんはフジの歴史から紐解いて、
地域小売業としてのフジの未来像を語った。
最後にダイバーシティの重要性を強調して、
講演は終わった。
尾﨑さんを囲んで、
次の講師の千野和利さんと、
三人で写真。
尾﨑さんと千野さんは、
久しぶりの再会だそうで、
香港のシティスーパーを視察したことなどを、
楽しそうに話し合っていた。
その千野さんには、
セミナーを締めくくる、
「総括講演」をお願いした。
昨日のブログでも紹介したが、
千野さんは、
(一社)離島振興地方創生協会理事長。
略称離創協は、このフェアを共催している。
会場には長崎県離島PRコーナーもあって、
長崎県五島列島・壱岐・対馬の生産者が、
数多く出展している。
そういった人たちも聴講してくれた。
会場からも大きな拍手が沸いた。
二日間のフェアのセミナーは無事、終了。
日本食料新聞社の責任者のお二人。
廣瀬嘉一大阪支社長(中)と、
楠井晴久関西ビジネスサポート部次長(左)。
大阪支社のお二人には
お世話になった。
ありがとうございました。
お疲れさまでした。
来年はもっともっと飛躍しましょう。
新大阪からのぞみで帰路につく。
思いがけず富士の雄姿を拝むことができた。
初秋の夕暮れの富士。
充実の2日間が終わった。
「明日をつくるために今日、
何をなすべきかを決めよ」
それを考えた。
〈結城義晴〉