イオン天王町ショッピングセンター。
10月18日グランドオープン。
核店舗はイオンスタイル天王町。
今日は、その内覧会。
商人舎流通スーパーニュース。
イオンリテールnews|
旗艦店イオン天王町SC(横浜市)10/18オープン
㈱マイカルの前身の㈱ニチイが、
横浜進出を果たしたのは、
1977年である。
偶然のことだが、
私が㈱商業界に入社した年だ。
11月30日、第1号店として、
ニチイ天王町店ショッピングデパートが開業。
この店は1992年に天王町サティに増床転換し、
地域一番の座を堅持し続けた。
さらに2011年3月1日、
マイカルがイオンリテールに吸収合併されると、
イオン天王町店に変わった。
その後、2020年2月9日に閉鎖され、
今回、スクラップ&ビルドされて、
堂々のオープンを果たす。
一方、ニチイは、1978年9月20日、
ニチイ東神奈川ショッピングデパート開業。
この店は現在、イオンスタイル東神奈川となって、
上階に南関東カンパニーの本部がある。
さらに1978年10月6日、
横浜駅西口にオープンしたのが、
ニチイ横浜ショッピングデパート。
この店は横浜ビブレとなっている。
私は横浜に在住しているので、
これらの店を45年間、見続けている。
内覧会のスタートは午前10時。
明日、ソフトオープンして、
5日後の来週火曜日にグランドオープンする。
生鮮食品売場は明日の開業に向けて準備中。
案内と説明は、
中野公現(なかのこうげん)さん。
イオンスタイル天王町店長。
内覧会に集まったメディアは、
概要の説明を受けてから、
食品売場に入っていく。
そしてこの店の特徴の一つ、
冷凍食品売場へ。
「アット・フローズン」の商品が導入され、
そこから天王町のマーケットに合わせて、
新しいアソートメントがつくられている。
食品売場の向かいに、
グラン・ビューティークがある。
ドラッグストアだ。
カウンセリング化粧品売場がある。
さらにイオンリカー。
イオンの様々な専門店が勢ぞろいしている。
そして1階のフードサービスコーナー。
ここに中華や回転ずし、
そしてマクドナルドなどが誘致された。
2階に上がって、
スポーツウェア×シューズ×フィットネス融合売場。
アスレチックジムも併設された。
赤ちゃん休憩室へ。
個室授乳室が設置されている。
それもジェンダーレス対応である。
2階と3階のフロアを巡りながら、
ポイントとなる新しい売場の説明を受けた。
詳細は月刊商人舎11月号で報告しよう。
最後にバックヤードに入って、
MaI(マイ)ボードの取り組みを説明してもらった。
従業員体験価値向上の取り組みである。
システム企画本部部ストアオペレーション部の、
天池志光(あまいけゆきひこ)部長と写真。
天池さんとは一緒に米国研修をした。
いい仕事をしたと思う。
ゆっくり話を聞くことにした。
ずっと付き添ってくれたのが、
南関東カンパニー広報の一海徳士さん。
最後の最後にOMOスペース。
「オンラインとオフラインの融合」を測る。
イオンリテールの現時点の取り組み満載。
45年間見続けてきた店が蘇る。
私にとってもうれしいリニューアルだ。
今日は午後から、東京の四谷でも記者会見。
㈱セブン&アイホールディングス。
こちらには山本恭広編集長が行ってくれた。
セブン&アイnews|
セブンとヨーカ堂で初の合同販促(第1弾はハロウィン)
ちょっと意外なことだけれど、
㈱セブン-イレブン・ジャパンと、
㈱イトーヨーカ堂が、
初めての合同フェアを実施する。
「#めちゃハピハロウィン」フェア。
この合同フェア以外にも、
両社のシナジーの最大化を目指して、
商品やサービス、販売促進、
そして店舗オペレーションなどで協業する。
名づけて「SEJ・IY・パートナーシップ」
商品・サービスは、
顔が見える野菜、ミールキット、
カップデリなどの相互供給。
販売促進は今回のようなフェアの合同開催、
アプリを通じた相互送客。
そして店舗オペレーションは、
7NOWとイトーヨーカドーネットスーパー。
さらに地域包括連携協定など。
セブン-イレブンとヨーカ堂が、
あらためてパートナーシップを結ぶ。
それがセブン&アイの時代の認識である。
イオンもセブン&アイも、
新しい動きを見せる。
「小売業複合危機」への対策とは、
新しい課題に挑戦することである。
マイケル・オークショット。
「変化の時代に選びうるのは、
確実な損失か不確実な利益かの
いずれかである」
〈結城義晴〉