今日から師走。
期待がもてる2022年の最終月だ。
「極月の人々人々道にあり」
(山口青邨)
日経新聞「春秋」
「極月」は「ごくげつ」と読んで、
1年が極まる12月のこと。
「さまざまな事情を抱え、
往来を慌ただしく通り過ぎる人々……。」
12月は人々にとっても、
1年の集大成のときだ。
昨日の11月最後の日、
サミットストア踊場駅前店オープン。
商人舎流通SuperNews。
サミットnews|
サミットストア踊場駅前店(横浜市・売面609坪)11/30出店
店舗の立地は、
横浜市営地下鉄ブルーライン踊場駅のそば。
建物構造は地上4階建てで、
売場は3階に設置されている。
店舗面積は977坪、売場面積609坪。
1階がバックヤードで368坪。
2階と4階が駐車場で合わせて165台。
変則的な店舗だが、
サミットはこういった物件に対して、
実に経験豊富な企業だ。
横浜のファミリー向けに、
精肉や惣菜で大容量商材を強化した。
それも奏功して客単価がアップした。
朝礼では服部哲也社長がスピーチ。
その服部さんも自信ありげだ。
コーネル大学ジャパン伝説の1期生。
年商目標は30億6000万円だが、
初日の客数、客単価、そして売上高が、
最近の新店のなかで最高だった。
同店は年末商戦に向けて、
実にいいスタートを切ったことになる。
日経新聞「私の履歴書」。
今月はリッカルド・ムーティさん。
現代を代表する指揮者。
イタリア・ナポリ生まれの81歳。
「日本には何度も訪れた」と語る親日家。
フィルハーモニア管弦楽団や、
フィラデルフィア管弦楽団の首席指揮者。
ミラノ・スカラ座芸術監督、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、
シカゴ交響楽団音楽監督などに就任。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団にも、
定期的に客演している。
「初来日から約半世紀の間、
私は日本と日本人に魅せられてきた」
「よく”第二の故郷”というが、
その言葉では私の日本への思いは
不十分かもしれない」
「何かもし特別な事情で
イタリアにいられなくなったら、
迷わず日本に住むことを考えるだろう」
素晴らしい。
「指揮者の役割とは何か」
「偉人の楽譜や残された資料を
徹底的に読み込み、
そこからこうしたいというアイデアを
オーケストラに伝える」
「自分はとりわけヴェルディのオペラに
生涯を捧(ささ)げてきた」
「ヴェルディは、
次々と成功した秘訣を聞かれた時、
こう答えたという。
“一に勉強、二に勉強、三に勉強です”」
私の履歴書も、楽しみな12月だ。
いい1カ月にしたいものだ。
そのためにも、
一に勉強、二に勉強、
三に勉強です。
〈結城義晴〉