FIFA World Cup Qatar2022。
セミファイナル。
第1ゲームは午前4時から、
アルゼンチン対クロアチア。
アルゼンチンの人口は4581万人(2021年)。
クロアチアは390万人。
アルゼンチンが10倍以上の人口だ。
どちらもサッカーが国技のような国だ。
クロアチア代表はルカ・モドリッチ、
アルゼンチンはもちろんリオネル・メッシ。
前半34分。
メッシの相棒フリアン・アルバレスが、
ペナルティエリアに侵入して、
GKリバコヴィッチに倒された。
アルゼンチンがペナルティキックを獲得。
メッシが気魄を込めたシュートを、
ゴール右上隅ギリギリに決めて、
先制点を挙げた。
もっとも難しいときに、
もっとも難しいところに、
気力と技量を見せつけたシュート。
他を圧していた。
さらに39分。
ハーフウェーラインあたりから、
アルバレスがドリブルで突進しつつ、
相手ディフェンダーを壁のように使って、
GKと一対一。
それを冷静に決めた。
メッシとアルバレス。
後半69分、
メッシがゴール右サイドでボールをキープ。
緩急自在のドリブルで、
ライン際までボールを持ち込み、
ゴール前にセンタリング。
それをアルバレスが右足で押し込んだ。
これで3対0。
メッシとアルバレス。
堂々の勝利で決勝に進んだ。
クロアチアは惜しくもベスト4で敗れた。
モドリッチはそれでも満足げだった。
World Cup2022。
あと3ゲーム。
もう、このあたりで、
時間が止まってほしいくらいだ。
アルゼンチンの勝利を見たあと、
すぐに車に乗って、
横羽線からアクアラインを越えて、
千葉の木更津東へ。
名門ザ・カントリークラブ・ジャパン。
今日は拡大令和名人会。
1989年から続くゴルフの会。
私が㈱商業界の食品商業編集長に就任して、
そのお祝いコンペを開いてもらった。
そのコンペの主要メンバーで、
ゴルフのサークルを作った。
最初は迷人会と称した。
故小森勝さん、
浅香健一さん、
そして鈴木國朗さんと、
結城義晴。
このメンバー以外に参加を募って、
毎年、拡大名人会を開催した。
その2022年度の二度目の会。
朝、レストランで顔合わせ。
そしてアウトスタート。
3組でラウンドして、
あっという間に最終18番ホール。
ひどく風が強かったが、
快晴の、いい天気だった。
日が傾いてきた。
そして美しい夕焼け。
夕方のゴルフコースは最高だ。
クラブハウスの特別室で、
懇親会。
主催者挨拶は結城義晴。
2023年のみなさんの健康と活躍を祈念した。
そして乾杯。
成績発表。
優勝者は1989年からのオリジナルメンバー。
鈴木國朗プロ。
「おはようバーディ」を奪って、
新ぺリア方式ながらネット72.2で、
見事な優勝。
そのチャンピオンのスイング。
準優勝は実力者。
ブルーチップ㈱社長の宮本洋一プロ。
宮本さんは同社の新発売商品を紹介し、
全員にプレゼントしてくれた。
「乾燥野菜」3種。
ブルーチップはスタンプ会社から始まり、
いまや製造業まで領域を広げる。
宮本さんの経営判断はいつも挑戦的で、
それが時代を捉えている。
第3位は松井康彦さん。
堅いゴルフはまだまだ衰えていない。
ニアピン賞は宮本さんが3つ、
結城義晴が1つ。
ドラコンは土橋和人さん(右)と新谷千里さん。
土橋さんはブルーチップ常務。
新谷さんは経営コンサルタント。
成績発表が終わって、
夕食は豪華弁当。
楽しい一日はあっという間に終わる。
宿舎はゴルフコースの迎賓館。
私の部屋はリビング付き。
この部屋に全員が集まって、
酒とつまみで懇親会。
幸せな日々を過ごさせてもらっている。
朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。
アーサー・バルフォアの名言。
「ゴルフは3回も楽しめるゲームだ。
すなわちコースに行くまで、
プレー中、プレー後である。
ただし内容は、
期待、絶望、後悔の順に変化する」
至言。
今日も期待、絶望、後悔だった。
それでも幸せをありがとう。
〈結城義晴〉