2023年がカウントダウン。
あと4日。
朝一番で菊名からJR横浜線に乗り込む。
1時間足らずで八王子。
それから特急かいじに乗り込んだ。
車中ではパソコンに向かう。
しばらくすると甲府盆地が見えてくる。
南アルプスは雪をかぶっている。
甲府駅到着。
駅前広場の左手にヨドバシ甲府ビル。
山交百貨店だった物件。
2021年4月28日に、
ヨドバシカメラマルチメディア甲府が開業。
ヨドバシ甲府は、
売場面積1万3800㎡(約4175坪)、
300台の駐車場を備え、
開店以来約100万人の来店客を数える。
その地階に12月26日の月曜日に、
ロプアがオープン。
商人舎流通SuperNews。
ロピアnews|
12/26「ロピア ヨドバシ甲府店」オープン
ヨドバシカメラの1階の売場を入って、
正面のエスカレーターは閉鎖されていて、
ぐるりと裏側に回ったエスカレーターを降りる。
地下1階は約3220㎡(975.8坪)。
ワンフロアのスペースに、
中央のエスカレーター部分を取り巻くように、
時計回りにロピアの店がある。
青果部門のトップにバナナ。
この大きなひと房が299円。
あっという間に売れていく。
青果部門の八百物屋あづまから、
鮮魚部門の日本橋魚萬。
そして惣菜。
いつものロピアの専門店スタイル。
肉のロピアが核部門。
国産若鶏胸肉は1グラム39円。
みなもと牛はロピアのブランドだが、
その焼肉売場は年末に向けても人気が高い。
菓子売場はとくに楽しい。
売場を巡ると次々に声をかけられる。
私が訪れることが知らされていて、
チーフたちが挨拶してくれる。
ありがたい。
何度もなんども店を回り、
さまざまなところをチェックした。
一段落付けて山本恭広商人舎編集長と写真。
菊池孝利さんと会って、
いろいろ説明してもらった。
㈱ロピアホールディングス組織管理本部長。
菊池さんがいるから、
ロピアの組織は締まる。
いろいろな企業からの転職組が多いが、
菊池さんがロピアの鉄則を教え込んで、
彼らの化学反応を促す。
ランチをしてから、
周辺の企業の店を巡る。
まずオギノ朝日店。
甲府市街中心部の古い店だが、
手堅く運営されている。
それからいちやまマート。
イッツモア塩部店。
紀文食品の鳥居を使った年末売場。
もう完全に歳末商戦売場に激変している。
まったく偶然のことに、
三科雅嗣社長と遭遇。
「この店には1時間ほどいますが、
会えるのは本当に偶然ですね」
その通り。
三科さんは同じ年で、
もう40年以上の付き合いだ。
ユニークな経営には定評がある。
「ロピアの影響はほとんどありません」
自信満々に話してくれた。
「美味安心」はいちやまマートのブランドで、
この鯖味噌煮は自慢の商品だ。
三科さんとはいろいろ話して収穫が多かった。
2023年も互いに元気でやりたいものだ。
最後の最後は、
この武田信玄像の前で写真。
「人は城、人は石垣、人は堀」
信玄の言葉。
このあとに続く。
「情けは味方、仇は敵なり」
会社はもちろん、
店舗や事業部も、
組織と人が大事だ。
いちやまマートもオギノも、
ロピアもヨドバシカメラも、
人が自社らしさをつくり、
人が競争の源となる。
甲府だからこそ、
そのことを強く思った。
〈結城義晴〉