昨日の夜から群馬県高崎市。
高崎駅前のホテルに宿泊して、
朝7時半過ぎにレンタカーで出発。
1時間ほどで北群馬郡吉岡町に到着。
今日はあいにくの雨だが、
ジョイホンパーク吉岡、
グランドオープン。
商人舎流通スーパーニュース。
ジョイフル本田news|
群馬県北群馬郡に「ジョイホンパーク吉岡」開設
「ジョイホンパーク吉岡」は、
ジョイフル本田が開発したショッピングセンター。
12年ぶりに超大型店を新規開店した。
核店舗は「ジョイホン吉岡店」。
サブ核が「ジャパンミート生鮮館吉岡店」と、
ヤマダデンキの「Tecc LIFE SELECT前橋吉岡店」。
これも商人舎流通スーパーニュース。
ヤマダnews|
創業の地に「Tecc LIFE SELECT前橋吉岡店」4/14開店
この吉岡町は創業者の山田昇会長が、
1973年に8坪の売場からスタートした原点の地だ。
それだけに日本最大級の品揃えやサービスを提供する。
最新家電をはじめ、
大塚家具の家具・インテリア、
さらにリフォーム、生活雑貨、
ゲームや玩具などを総合的にそろえる。
ジョイホンパークは、
ジョイホン吉岡店のほかに、
43のテナントによって構成される。
開店は朝9時。
その前から顧客が行列をつくっている。
報道陣も少しずつ集まり始めた。
流通ニュースの志鎌廣仁君。
以前、商業界の食品商業編集部にいた。
9時から記者会見。
服部将允執行役員営業本部長(左)と、
本間和人総務部広報・IR担当部長。
ゆっくりと丁寧に答えてくれた。
私は基礎的な数字をいくつか訪ねた。
それから総投資額と初年度年商を聞いたが、
答えてくれなかった。
総資本の回転くらい知りたいと思ったが、
これから有価証券報告書で、
じっくり分析しよう。
そのあと広大な店舗をくまなく巡った。
敷地面積は3万9885坪、
総売場面積は1万1500坪。
1階がホームセンターとジャパンミートなど、
2階がフードコートと専門店街。
1階の新フォーマット「ジョイホン吉岡店」は、
食品や日用品のDailyが充実して、
レジの前にずらりと並ぶ。
5つのゾーンに分かれていて、
「すべての日常に、エンタメを」がコンセプト。
①Proゾーン
②Living Spaceゾーン
③Ways of Lifeゾーン
④Dailyゾーン
⑤Hobby/Varietyゾーン
もちろんジョイフルの専門性の高い、
ホームインプルーブメントは、
Proゾーンを構成していて、
他の追随を許さない。
エスカレーターで2階に上がると、
広大なFOOD PARK。
ファストフードのショップが並び、
フードコートは圧倒的な広さ。
GUをはじめアパレルも揃ったテナント構成だ。
1階の飲食ゾーンのグリコの前で写真。
ジャパンミート生鮮館吉岡店は、
オープニングセールの大目玉価格を打ち出して、
集客していた。
やはり精肉は強い。
ジョイホン同様専門性を前面に出す。
アウトドアBBQコーナーも、
なかなかいい。
くまなく歩くと疲れ切る。
しかしこの店は私に、
あることを思いつかせた。
それは月刊商人舎5月号で、
くまなく紹介し、分析しよう。
ジョイホンのあとは、
ヤマダデンキに寄って、
それから隣接する店に。
ツルヤnews|
群馬県3店目のツルヤ吉岡店10/13新規開設
前橋南店、みどり店に続く群馬県内3店目となる。
このあとも6月21日にローズタウン店が開業して、
ツルヤの群馬出店戦略は順調だ。
今、前橋が熱い。
吉岡町をあとに、
前橋南インターへ。
「KIDS BOX」では子どもたちが、
楽しそうに遊んでいた。
それからユニクロ・コーヒーは、
郊外型喫茶店と化して、
雨にもかかわらず顧客が行列していた。
デザイナーの佐藤可士和さんの発言。
「店はメディアです」
私は書いた。
「しかし店というメディアには、
顧客の存在が欠かせない。
多くの顧客が店にやって来ることで、
メディアとしての店の意義は高まる」
雨にもかかわらず顧客が押し寄せて、
メディアとしての店が、
しっかり機能していた。
前橋の新しいショッピング機能は、
全体が調和しつつ、
怒涛の奔流のごとく一つの方向に向かう。
月刊商人舎5月号で、
それが明らかになる。
ご期待いただきたい。
レンタカーで高崎駅に戻ると、
「幸福のだるま」が迎えてくれた。
いい取材だった。
1万5374歩も歩いた。
だるまさん、ありがとう。
〈結城義晴〉