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サンベルクスnews|
鈴木秀夫社長が黄綬褒章を受章
鈴木秀夫さん、
黄綬褒章受章。
黄綬褒章は、
「業務ニ精励シ衆民ノ模範タルベキ者」に授与される。
鈴木さんにぴったりだ。
「農業、商業、工業等の業務に精励し、
他の模範となるような技術や事績を有する」
㈱サンベルクスは、
1968年に足立区保木間に青果店として創業。
1979年に、青果卸売事業に参入、
1983年にスーパーマーケットへ業態転換。
1995年から「スーパーベルクス」として、
チェーン展開を始めた。
現時点で東京・埼玉・千葉に46店舗。
鈴木さんは凄い勉強家で、
そのうえ会社全体がいつも一体となっている。
本当におめでとうございます。
私は朝8時に東京・羽田空港に着いた。
ちょっと渋滞したので、
家から車で40分ほど。
空いていれば30分もかからない。
第3ターミナルの国際線。
商人舎US研修会。
BasicコースIn Las Vegas。
第11回。
4年ぶりの再開です。
商人舎を設立したのが2008年2月。
初年度は商人舎のアメリカ研修として、
全力を挙げて一番ホットなスポットへ行った。
コースも何もなかった。
2年目から基本的に2つのコースを設けた。
Basicコースと、
Specialコース。
2019年に第10回を開催して、
そのあとコロナパンデミックとなり、
中断してしまった。
今回は新しい第1回と見立てて、
春のBasicコースをスタートした。
秋にはSpecialコースが控えている。
今のところ10月10日から16日の予定。
そのBasicコースは、
募集を始めるとすぐに満員御礼となった。
ありがとうございます。
9時を目途に集まって、
それぞれに旅券を手に入れると、
特別室に集合。
亀谷しづえ商人舎GMが、
渡航のための注意点を説明し、
参加者を紹介した。
2巡目の新しい第1回だから、
今回からテキストを2分冊にした。
ひとつは事前テキスト。
こちらはすでに全員に送ってあって、
予習のような形で学ぶことができる。
基本的なデータと、
訪問企業の資料、
そして結城義晴の2つの文章。
第1は、
米国チェーンストア産業を「鳥の目」で見る
第2は、
ベーシック店舗視察の考え方を知る
ストアコンパリゾンを経営戦略にせよ!
合わせて28ページ。
その事前テキストから、
なぜLas Vegasに行くのかを話した。
ラスベガスの変容の歴史を、
ネバダ大学のライト教授は、
両手の指を使って表現する。
「1930年代にはラスベガスは
親指1本の街だった。
つまり男一人が、
カジノを楽しむためにやってきた。
ギャンブリングの時代である」
次に親指と人差し指の2本の時代に入る。
マフィアが一掃され、
カップルでやってくる街に変わった。
このころはゲーミングの時代となった。
そして1990年代以降は、
小指を除いた4本指の時代。
つまりファミリーで楽しむ街になった。
エンターテインメントの時代である、
この時代にはそれぞれのホテルごとに、
エンターテインメントのアトラクションを設えた。
その最高峰が今も残っている。
ベラージオの噴水ショーだ。
そして最後は両手の指10本の時代。
会議や展示会を目的に
多数の団体客がラスベガスにやってくる。
コンベンションの時代だ。
大事なことは、
ギャンブリング、ゲーミング、
エンターテインメント、
コンベンションと、
機能が付け加えられつつ、
それらの要素が融合してきたことだ。
次々に機能が変わってきたわけではない。
この融合こそが、
ラスベガスという街を象徴している。
その結果、人口が増え、
郊外の開発が進み、
小売業やサービス業が発展する。
10分も走れば郊外に出るし、
30分も走れば砂漠や周辺の山に至る。
ラスベガスは意外にコンパクトな街で、
車で動きやすい。
ポストコロナの時代に向けて、
参加した人たちも、
その会社も、
大きく変わる転機にしたい。
その決意である。
私のレクチャーのあとは、
添乗の佐藤公彦さんが旅行の注意点を説明。
実に簡潔で的確だった。
私はJTB第一の「カリスマ佐藤」と呼んでいる。
JTBの添乗員スクールの講師をしている。
レクチャーが終わると、
全員で写真。
学び、楽しみ、成長して、
帰ってきます。
それぞれにチェックインしてから、
私は桜ラウンジへ。
いつものように、
JALカレーとサラダ。
今回はスープも付け加えてくれた。
そしてゲートへ。
離陸は11時40分に早まった。
すべて順調、最先は良し。
では、行ってきます。
必ず全員を成長させて帰ってきます。
再スタートなのだから。
(つづきます)
〈結城義晴〉