結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年06月06日(火曜日)

9・12の石原靖曠講師の紹介と銀座のMUJI・UNIQLO・OK

9・12(火)
商人舎15周年記念セミナー。

レジェンドセミナー。
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東京の大崎ブライトコアホール。
12時半開会。
17時40分終了。

18時から、
結城義晴の新刊本の出版パーティ。

できるかぎり多くの皆さんに、
お集まりいただきたい。

講演者は、
石原靖曠先生、86歳。
島田陽介先生、86歳。
鈴木哲男先生、74歳。
結城義晴、70歳。

考えてみると、
高齢者ばかり。

けれど今回はあえて、
年寄りの言うことを聴いてほしい。

松下幸之助。
「志を立てるのに、
老いも若きもない。
そして志あるところ、
老いも若きも
道は必ず開けるのである」
50年のキャリアの中で、
見てきたこと、
成し遂げてきたこと。
そしてこれからやるべきこと。

そんなことをそれぞれに語ってもらう。

今日は石原靖曠先生の紹介。
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早稲田大学法学部出身。
ブルーチップ㈱に入社して、
スーパーマーケットや小売業の指導を始める。

その後、独立して、
1971年、スペシャリティ研究所を設立。
コンサルティングに奔走。

私が商業界に入社した1977年のころは、
渥美俊一、川崎進一、奥住正道など、
第一世代の巨匠の先生方の次の世代で、
新進気鋭のコンサルタントだった。

アメリカに住んだり、
日本に戻ってきたり。

ノンフード分野を中心に、
大局的なモノの捉え方は絶品。

今も全国に根強いファンが多い。

とにかく優しい先生で、
私もファンだった。

著書は多い。
そのなかで主なものを紹介しよう。

「だから客が集まる小売業の鉄則」
―目指せ! ソリューションストア
(2004年、日本経済新聞社)
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「なにが小売業をダメにした」
―お客を「創る」企業を目指せ!
(2001年、日本経済新聞社)
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「これからの流通戦略がわかる本」
(2004年、PHPビジネス選書)
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「サム・ウォルトンと倉本長治」
不朽の商人哲学、その実践者と提唱者
(2021年、ディスカヴァーebook選書)
〈この本はkindleで無料で読める〉
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「変わり続けるアメリカ小売業」
(2001年、商業界)
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「新アメリカ流通業革命」
(1996年、商業界)
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「最強のホームセンター ホームデポ」
(1992年、商業界、Excellent company in USA)
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「スーパードラッグストア開発戦略」
(1991年、商業界)
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「1990年代はディスカウントストアの時代」
―21世紀への小売業革命
(1990年、商業界)

アメリカの専門家。
ディスカウントストア、
ホームセンター、
ドラッグストアのオーソリティ。

日本のスーパーセンター開発は、
石原イズムで行われた。

そして商業界では長らく、
リテールマネジメントスクール校長。
だからサム・ウォルトンと倉本長治の本も書いた。

今でも、良いことを言ってくださる。
目からうろこがぼろぼろと落ちる。

商人舎15周年特別セミナー。

商人舎と何らかの関係をもった人、
商人舎で学んだ人、
私の講義や授業を受けた人、
このブログを読んでくださっている人、
私の本や先生方の本を読んだことのある人。

ぜひぜひ、集まってください。

必ず、確かな未来が見えてくる。
確かな未来をお見せする。

9・12(火)
よろしく。

さて今日は銀座。
日本橋やぶ久銀座店。IMG_42703

そばがうまい。IMG_42603

千野和利さんとランチミーティング。
一般社団法人離島振興地方創生強化理事長。
もちろん元阪急オアシス社長・会長。IMG_42683
フードストアソリューションズフェアの打合せ。

それにしても千野さんの行動力には、
驚かされる。

いまも日々、離島を飛び回って、
その産業振興のために奔走している。

経営者とはこうでなくてはいけない。
千野さんに会うと、
必ず私も元気になる。

やぶ久の隣は、
無印良品。

東京の旗艦店で、
ホテルが併設されている。IMG_42723

1階の食品売場。
天井はスケルトンで、
開放感にあふれている。IMG_42713

すべてがプライベートブランド。IMG_42733

45年前、商業界に入社したとき、
西友が「素材缶詰」を開発した。
オリジナルブランドだった。

堤清二さんと上野光平さんが、
思い入れを込めたプロジェクトだった。

㈱ドゥ・タンク・ダイナックスが実戦部隊だった。
こちらは故小野貴邦さんが引っ張っていた。

そのスタディを「販売革新」誌で特集した。

それが無印の試作品だった。

今、フルラインの商品がこんなに揃って、
銀座に大型店を構える。

商人舎発足の会では、
当時の社長の松井忠三さんに、
発起人になっていただいた。

店を訪れると必ず、
そのときのことを思い出して感謝する。

地階は食堂。
MUJI Diner。IMG_42743

2階は雑貨。IMG_42753

ボーダーの子供服もかわいい。IMG_42763

ファブリクスもいい商品が揃っている。IMG_42773

隣にはユニクロの銀座店がある。
かつてのプランタン百貨店の建物。IMG_42913

ファーストリテイリングCEOの柳井正さんにも、
商人舎の発起人になっていただいた。

わたしはユニクロ製品を愛用しているし、
店を訪れるたびに感謝している。IMG_42843

この店からユニクロフラワーの販売を始めた。IMG_42823

ユニクロは社会的な活動にも積極的だ。IMG_42873

地階への階段がある。
この地下1階と2階に、
この秋、オーケーが出店する。IMG_42863

店の外から見るとこの駐車場のところに、
オーケーの搬入口ができる。IMG_42883

おそらくオーケーにとって、
横浜のみなとみらい本社下の店舗とともに、
会社の顔になるに違いない。IMG_42893

ダイエーのプランタン百貨店が、
今、ユニクロとオーケーになろうとしている。

店舗サイズとしては、
百貨店よりも衣と食の専門店のほうが、
はるかに適していると思う。

銀座の表通りのユニクロとオーケー。
その裏の無印良品。

観光スポットにもなるだろう。

商業の現代化の側面がここに現れている。

〈結城義晴〉

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