今日はGolf。
「東の井上、西の上田」と称される巨匠。
ともにチャールズ・ヒュー・アリソンに学んだ。
井上誠一は1908年(明治41年)東京生まれ。
1930年に川奈ホテルゴルフクラブで、
アリソンの通訳兼助手を務め、
ゴルフコース設計家を志した。
設計したゴルフ場は38コース。
すべて優れてコンセプチュアルだ。
井上誠一設計のゴルフコースは、
霞ヶ関カンツリー倶楽部西コースをはじめ、
戸塚カントリー倶楽部西コース、
茨木カンツリー倶楽部西コース、
葛城ゴルフ俱楽部などなど、
ほんとうにいいコースばかりだ。
一方の上田治は、
1907年(明治40年)大阪府茨木生まれ。
こちらもアリソンが、
廣野ゴルフ倶楽部をつくったときに、
助手として働いた。
京都大学農学部で林学・造園学を学んだ。
だから上田の設計は木や林が特徴だ。
門司ゴルフ倶楽部・松ヶ江コース、
大阪ゴルフクラブ、
下関ゴルフ倶楽部、
茅ヶ崎ゴルフ倶楽部、
よみうりカントリークラブ、
出水ゴルフクラブなどなど、
56コース。
コースの特徴は、
砲台(レダン)グリーンのショートホール、
男性的で大胆なレイアウト、
そしてアリソンバンカーなど。
クラブハウス横の彫刻は、
山崎正義作「有無」
私の隣から、
西友CEOの大久保恒夫さん、
カスミ社長の山本慎一郎さん、
中央大学大学院戦略経営研究科教授の中村博さん。
このメンバーでは2回目になる。
定期的にラウンドすることになって、
名称を考えた。
こういった会合のネーミング、
私、大好きだ。
大久保さんの名前は「恒夫」。
山本さんは「慎一郎」。
どちらも「忄」がつく。
いわゆる「りっしん偏」。
「心」を意味する。
そこでお二人の名前からとって、
「立心の会」とした。
よろしくお願いします。
次は暑い夏を避けて、
8月の終わりにやることになった。
楽しみです。
今日は、
上田治設計のアリソンバンカーにやられた。
私だけではない。
中村先生も山本社長も、
バンカーに入れて何度となく叩いた。
私はバンカーショットを得意にしている。
練習場でも毎回、
バンカーショットを繰り返す。
とはいっても、
わざわざバンカーに行って練習するのではない。
普通の練習打席に入って、
バンカーショット練習をする。
自分で考案した練習法だ。
しかしアマチュアの「得意」は、
やはり素人レベルでしかない。
得意にしていること自体が慢心を生んで、
バンカーショットを打ち損ねる。
今日は散々、アリソンにやられた。
上田治にやられた。
しかしそれは勉強になった。
今日はクラブを宅急便で送って、
つくばエクスプレスを使ってゴルフ場に来た。
そのみらい平駅の前に、
ショッピングセンターがある。
その核店舗がフードスクエアみらい平駅前店。
ドラッグストアのウエルシアと、
バラエティストアのセリアが入居している。
スーパーマーケット業態として、
初めに開業したのは、
カスミの標準店だった。
「フードマーケットみらい平駅前店」。
2006年3月にオープンしている。
その後、2014年6月に、
フードスクエアとしてリニューアルオープン。
売場面積は2481㎡、駐車台数289台。
手堅い店として、
利益を稼いでくれているのだろう。
山本さんとゴルフをして、
カスミの店を見る。
ちょっと安心した。
それにしても、
「立心」の会。
よろしくお願いします。
〈結城義晴〉