商人舎15周年記念セミナー。
今朝はヤオコーの川野幸夫会長から、
私のスマホに電話が入った。
ありがたいことです。
川野さんから褒められた。
「15年、結城さんは、
よくやったよ」
そのあとアメリカのことを、
しばらくお話しした。
レジェンドの中の島田陽介先生は、
ヤオコーの戦略に影響を及ぼした。
「ライフスタイルアソートメント戦略」
そして実は私も、
この理論に賛同するものだ。
私のは、
「コモディティ&ノンコモディティ論」
レジェンドセミナーでは、
その島田理論の真髄を聴くことができる。
9・12(火)
ご参加ください。
今日は1日中、必死の原稿執筆と、
水曜日の講演のパワーポイント制作。
プレゼンテーション資料も、
必ず自分でつくる。
つくりながら、
語りを反芻する。
それが講演の練習になる。
夕方、㈱紀文食品の三人組が来社。
高柳謙一郎さんと堀内慎也さん、
そして佐野綾奈さん。
堀内さん(左)は事業企画室正月ユニット部部長、
高柳さん(中)は営業企画部部長、
佐野さん(右)は営業企画部員で管理栄養士。
今日の私は「ウォーリーをさがせ」ファッション。
お許しを。
恒例の紀文正月フォーラム。
今年は8月30日(水)31日(木)に開催。
場所は東京・東銀座の時事通信ホール。
その二度目の打ち合わせ。
正月フォーラムの副委員長に就任した堀内さんが、
フォーラムで講演する。
そのシナリオをつくりあげた。
説明を受けて、意見を言う。
そして私の総括講演の内容を考える。
高柳さんから出た新しい視点を、
堀内さんが深化させ、具体化した。
とてもいいチームワークだ。
8月30日(水)31日(木)が、
紀文フォーラム。
その翌週の9月6日(水)7日(木)が、
フードストアソリューションズフェア。
インテック大阪。
私はこのセミナーで、
4回、登壇する。
その翌週の9月12日(火)が、
商人舎15周年記念セミナー。
忙しい。
私は出ずっぱり。
けれど、いずれの講義、講演も、
みんな違う内容を語る。
その先陣が夏の終わりの風物詩。
「紀文正月フォーラム」
よろしくお願いします。
それにしてもロシア。
民間軍事会社ワグネルを率いる、
エフゲニー・プリゴジン。
62歳のオルガルヒ。
「正義の行進」を止めて、
ベラルーシに入ったらしい。
アレクサンドル・ルカシェンコの、
仲裁というか差し金というか。
ルカシェンコはベラルーシの大統領。
いっそのこと、
内乱にでも発展してくれたらいいのに、
なんて書いたらいけないか。
朝日新聞「折々のことば」
一昨日の第2772回。
ある時から
人類の社会は……
逃げられる社会から
逃げられない社会へと、
生き方の基本戦略を
大きく変えた
(人類学者・西田正規)
「数千万年続いた高等霊長類の
遊動と離合集散の生活を
人類は約1万年前に放棄し、
定住を開始した」
「そのことで環境汚染、疫病、成員間の確執など、
遊動することで解消できた諸困難を
内に抱え込むことになった」
「ストレスフルな儀礼や禁忌や
掟(おきて)の体系を
設定せざるをえなくなった」
西田先生は79歳の筑波大学名誉教授。
その著『人類史のなかの定住革命』から。
ストレスフルなロシアにあって、
プリゴジンは傭兵たちを率いて、
「逃げられる社会」を彷徨っている。
高尚で民主的な精神は微塵もないが。
ウラジーミル・プーチンは、
「逃げられない社会」を、
さらに固めようとしている。
こちらにも、
高尚で民主的な精神はまったくない。
情けない。
これが2023年の人類だ。
〈結城義晴〉