今日は朝9時に新横浜からのぞみに乗って、
新大阪へ。
富士の姿は見えず。
新大阪から、タクシーで堺へ。
ホテルアゴーラリージェンシー堺。
万代ドライデイリー会の定期総会。
通称MDD会。
㈱万代のお取引先会だ。
会場には400社ほどの取引先の、
トップや営業担当者が集合。
13時に開会。
はじめにMDD会会長の開会のあいさつ。
加藤和弥加藤産業㈱社長。
その後、2022年度の事業・会計報告がされて、
2023年度の事業計画が発表され、承認された。
続いて芝純常務が、
万代の第1四半期の業績結果と、
今後の営業施策を報告。
万代ドライデリー会では、
毎年2回行っていた海外研修を、
コロナのために中止していた。
今年11月、いよいよ研修を復活させ、
サンフランシスコの視察ツアーを実施する。
私は、今年1月・2月と5月に、
アメリカ小売業を見てきた。
月刊商人舎でも2度特集を組んだ。
ウォルマートやクローガーは、
コロナ下に大きな戦略転換の決断をして、
さらに前進している。
巨大な企業が大きな変化を遂げた。
それがコロナ禍の特徴だ。
巨大チェーンはコロナパンデミックを活用して、
巨大組織を動かしたのだ。
そのアメリカの大変化の内容と理由、
そしてそこから私たちが学ぶべきことを、
1時間40分にわたって講演した。
4年ぶりのMDD会海外研修。
皆さん、サンフランシスコに行きましょう。
共に学びましょう。
記念講演会が終わると、
グロサリー、デイリー、惣菜、住関連に分かれて、
それぞれに商品分科会。
私は4つの分科会に顔を出して、
どんな報告がなされるのか、
どんな報告の仕方をするのかを見た。
第1四半期の詳細な報告と、
今後の商品政策について、
内容の濃い発表や意見交換が、
90分間行われる。
報告者はみんな万代知識商人大学の修了生だ。
教え子の姿を見たかった。
そして18時からは懇親会。
乾杯のご発声は福田雅弘MDD会副会長。
㈱日本アクセス取締役専務執行役員。
4年ぶりの元気な乾杯。
私は阿部社長、加藤会長と同じテーブルで、
食事と交流を楽しんだ。
久しぶりの懇親と名刺交換が行われて、
コロナが明けたのだと実感する。
私のところにも、
多くの人が挨拶に来てくれた。
彼らに向けて私は、
経営の「スピード感」の重要性を説いた。
米国ウォルマートやクローガーの、
そして日本の万代の、
スピード感を学んでほしいものだ。
最後は恒例の大阪締め。
音頭をとったのは中筋浩二取締役。
ドライグロサリー・デイリー担当。
久々のMDD会。
いい会合だった。
部屋に戻ると、
堺港が美しかった。
それでも1000人くらいの聴衆を前にした講演。
久しぶりで本当に疲れた。
良い講演をするには、
凄い量のエネルギーが必要となるのです。
それでも充実していた。
ありがとうございました。
〈結城義晴〉