Everybody! Good Monday!
[2023vol㉘]
2023年第28週。
七夕の小暑を過ぎて、
7月第3週。
梅雨明けは間近だ。
月刊商人舎7月号、
本日発刊!!
特集は、
Outlet Center Age
三井・三菱&イオンのそれぞれ
表紙はアウトレットパーク木更津。
[Cover Message]
御殿場プレミアム・アウトレット(静岡)と三井アウトレットパーク木更津(千葉)。今、日本の二大アウトレットセンターだ。そして御殿場は日本のショッピングセンターとしても第一位の売上高を誇る。803億円。その二強の牙城にイオンが「The Outlet」で参入。アメリカには約300のアウトレットモールが現存する。日本は33カ所。単純に人口比で考えても、まだまだ開発余地はある。そのうえアウトレットの成立条件の一つが「観光客の誘因」である。大衆が、イミテーションではなく、本物を安く入手できる。「一物二価」が正々堂々と謳われる。この「パラドックスの商売」が繁栄する、面白い時代がやってきている。
目次。
特集の前の巻頭には、
[このひとのこのひと言]2題。
岡田卓也氏旭日大綬章「お祝いの会」の言葉
「伊藤雅俊お別れの会」の鈴木敏文氏の弔辞
どちらも7月3日の言葉。
急遽、ページを算段して、入稿した。
素晴らしい。
感動した。
日本の小売産業が、
士農工商の序列を乗り超えた。
うれしいことだ。
この特集は、
2023年時点で、
ショッピングセンター全体を理解するのに、
もっとも適したテキストだ。
新入社員、中堅幹部も、
メーカーや卸売業の人たちも、
是非、読んでほしい。
先輩たちは後輩に、
お勧めしてください
読ませてください。
Outlet Centerを中心に描いているが、
ショッピングセンターそのものの成り立ちも、
成長しつつ分化してきたプロセスも、
この特集だけで理解できる。
イオンモール㈱社長の岩村康次さんには、
よく語ってもらった。
感謝したい。
それから最後の特別鼎談。
「守りの運営×攻めの経営」とその優先順位!?
鈴木國朗さん、新谷千里さん、
ありがとうございました。
良い雑誌になりました。
役に立ちます。
さて今日は横浜から総武本線で千葉へ、
千葉で外房線に乗り換えて誉田(ほんだ)へ。
イオンネクスト㈱が開発したのが、
誉田カスタマー・フルフィルメントセンター。
略称は誉田CFC。
オンラインマーケット「Green Beans」の、
グランドオープンセレモニー。
関東は猛暑日。
千葉も雲一つない天気。
日差しはさえぎられているが、
11時の屋外はゆうに35度を超えている。
隣のテントには、来賓席が設けられ、
イオン関係者と並んだ。
グランドオープンセレモニーは、
イオン㈱吉田昭夫社長のあいさつから始まった。
誉田CFCは最終的に、
1000人の雇用を創出する。
さらにオンラインマーケットの
「Green beans」では千葉の産物「千」を扱う。
千葉県知事も千葉市長も、
それぞれの言葉に期待が込められていた。
そしてテープカット。
その後、配送車の出発式。
野澤知広イオンネクストデリバリー㈱社長が、
合図を送ると車は順次、出発。
その車に次々に手を振って見送る。
野澤さんはイオンイオンネクスト㈱の副社長でもある。
センター内に戻って、
プレゼンテーション。
それからCFC内のメディアツアー。
その前の休憩時間に、
商品説明と試食をしてくれた。
そしてわずかな時間の交流。
イオンネクスト副社長の太田正道さん。
今年5月号の取材記事を、
とても喜んでくれた。
プレゼンテーションは、
はじめにOcado Group plc のトップ。
ティム・スタイナーCEO。
イギリスから来日。
誉田CFCはオカドと提携して、
そのノウハウによってつくられている。
しかもアジア初のCFCだ。
イオンネクストのバラット・ルパーニ社長。
Green Beansが提供する価値と、
目指す姿を丁寧に説明。
質疑応答には太田さんが加わって、
詳細な説明をしてくれた。
プレゼンテーションが終わって、
パネルの前で野澤さんと写真。
その後報道陣は4班に分かれて、
CFCの視察ツアー。
凄いセンターだ。
その内容は月刊『商人舎』で存分に紹介しよう。
ご期待願いたい。
暑い暑い千葉・誉田の1日。
その暑さを吹き飛ばす誉田CFCだった。
では、みなさん、今週も、
暑さを吹き飛ばして仕事に励もう。
Good Monday!
〈結城義晴〉