巻頭に、
日本スーパーマーケット協会新会長
岩崎高治語る
特集は、
ワクワク改装
[Cover Message]
店舗刷新案件が増えている。しかし老朽化した既存店を単にリニューアルするだけでなく、新しいフォーマットを開発してリノベーションするケースが多い。リノベーションは新規出店よりも、既存店の既存データを分析して、市場や顧客に従来以上に接近することができる。そこに新しい店舗フォーマットづくりのヒントが満載されている。この仕事に個店の店長や売場責任者、地区長などが絡んでくると、「ワクワクの改装」が展開される。それが自分の顧客の「ワクワク」を生み出す。ともに働く人たちの「ワクワク」にもつながる。電気代は上がり続けるし、原材料費の高騰も止まらない。しかしコロナが明けた。今こそ「ワクワク改装」のときなのだ。
イオンネクストの「グリーンビーンズ」
オンラインマーケットが稼働を開始した。
私は単行本執筆のため、
岩崎さんのインタビューにだけ同行した。
特集のまえがきやMessage、
それから評論だけ参加した。
それでもいい出来栄えの雑誌となった。
ありがとう。
さて今日は、
午前中、㈱True Dataの取締役会。
Google meetのオンライン会議。
便利です。
それから短時間でも原稿執筆。
午後には東京と品川区の大崎へ。
ゲートシティ大崎。
1999年グランドオープンの複合再開発ビル。
㈱大創産業東京本部。
矢野靖二社長と対談。
矢野さんの社長室で話し込んだら、
あっという間に2時間近くが経過した。
実に面白かった。
ダイソーの店は、
アメリカでもアジアでも、
もちろん日本でも、
できる限り見ている。
国内店舗は4139店、海外店舗2312店。
年商5891億円。
2030年1兆円の中期計画をつくっている。
会社のことは全部知っている。
当然と言えば当然なのだが、
そんな社長は意外に少ない。
頭の回転が実に早い。
これはお父上譲り。
話が終わると、
東京本部を案内してくれた。
コーネル大学RMPジャパンでは、
事務局長を担ってくれた。
大髙さんに会えてよかった。
それから鎌田靖さんにも会った。
いま、取締役商品本部管掌。
元セブン-イレブン・ジャパン常務取締役。
すごい人たちが要所を締めている。
それから会社が若い。
矢野靖二、52歳。
まだまだスケールの大きな経営者になる。
おおいに期待したい。
ありがとうございました。
〈結城義晴〉