ひどく疲れた。
しかし、解放された気分だ。
この4週間、講演や講義が続いた。
8月最終週に2日連続で、
紀文正月フォーラムの講演。
9月第2週は、
フードストアソリューションズフェアで、
4講座の講演やコーディネート。
9月第3週の12日は、
商人舎15周年記念セミナー。
そして今週の3日間が、
第21回商人舎ミドルマネジメント研修会。
テーマはほとんど重なることがない。
戦略的なテーマから、
戦術的な問題まで。
マーケティングから、
マネジメントまで。
対談や鼎談もあったが、
数えてみると延べ970分。
16時間10分。
聞いてくださった人々の数も、
延べ800人近くになる。
本当にありがたいことだ。
心から感謝します。
まだまだやれる。
そんな気がしている。
さて、
商人舎ミドルマネジメント研修会。
第21回の最終日。
東京都江東区南砂町の研修ホテル「L stay & grow」
3つの部屋を1つにして、
大きなセミナールームにする。
8時15分、テスト開始。
計数問題2問。
それから記述問題3問。
急に空気が和んでくる。
この瞬間も大好きだ。
作業システムの在り方と、つくり方。
その問題点。
私は一番後ろで聴いている。
高野先生は今、
この作業システムの第一人者。
全国の優良チェーンストアで、
熱血指導中。
スライドや動画を使って、
オペレーション改革を指導してくれる。
今回はいつにも増して、
熱血講義だった。
ありがとうございました。
最後の講義は結城義晴。
昼食を挟んで2時間半。
ケン・ブランチャードの本を紹介して、
その内容を解説する。
私は講義中にもたくさんの本を紹介する。
本を読めばいいというわけではない。
それを実践しなければいけない。
しかし読まないのも問題だ。
自分のペースで勉強を続けてほしい。
リーダーシップの4つのタイプ。
手を挙げてもらって、
自分のスタイルを確認してもらう。
そのあとで部下の4つのタイプと、
リーダーシップの4つのスタイルを、
整合させるという手法。
チームマネジメントはスライドで講義。
ランチの後はこういった工夫も必要だ。
最後には必須の流通戦略論を紹介する。
そして総括講義。
サービスイノベーションを語ってから、
自ら、変われ。
自分が変わらねば、
仲間を変えることはできない。
自分が変わらねば、
職場を変えることはできない。
自分が変わらねば、
会社を変えることはできない。
「自ら、変われ!」
それが最後のメッセージだ。
3日間のご清聴を感謝して、
静かに頭を下げた。
盛大な拍手をもらった。
ありがとう。
講義が終わって、
課題レポートが課せられた。
そして解散。
私の単行本を購入した人たちに対して、
特別のサイン会となった。
しっかり勉強してください。
そして会社を変えてください。
そして1カ月の16時間10分。
私は全力を尽くした。
それも満足だった。
ありがとうございました。
〈結城義晴〉