1日中、雨模様。
その1日中を自宅で仕事。
ここのところのハードワークで、
疲れが溜まった。
夕方、原宿へ。
レストランテ濵﨑。
イタリア料理協会副会長。
1963年、鹿児島県いちき串木野市生まれ。
1987年、日本調理師専門学校を卒業して、
イタリアへ渡って、フィレンツェで修行した。
その後、「ダル・ペスカトーレ」へ。
ロンバルディア州にあるイタリア最高のレストラン。
帰国後の1993年、
東京・乃木坂のリストランテ山崎でシェフを務め、
2001年12月、オーナーシェフとして、
リストランテ濱﨑をオープン。
2013年、薩摩大使、いちき串木野観光大使。
2015年、鹿児島食の匠の認定を得る。
ヤオコー会長の川野幸夫さんから、
お招きいただいて、
その濵﨑さんの料理を楽しむ。
予約が取れないレストラン。
今日は㈱商人舎一同。
左下から亀谷しづえ、山本恭広、松井康彦、
結城義晴と猪股信吾。
濵﨑さんと川野さん。
最初に出たのが、マグロの料理。
パスタはもちろん最高。
会話が弾んだ。
普段聞けないような、
川野さんご自身の話を伺った。
子供のころのこと、
お母様のこと、
浦和高校や東京大学への受験、
そして弁護士を目指したこと。
林周二先生の『流通革命』や、
渥美俊一先生のチェーンストアのロマンに、
大きく影響を受けて、
小売業の世界に入った。
社会人としては、
㈱マルエツに入って、
創業者の高橋八太郎さんの家に、
住み込みで修業した。
清水信次さんから強く依頼されて、
日本スーパーマーケット協会会長に就任したこと、
そしてこの度、岩崎高治さんに譲ったこと。
政治や行政との折衝のこと。
戸籍を得たスーパーマーケットのこと。
その戸籍を得るために、
川野さんが担った役割。
素晴らしい話ばかりだった。
私も饒舌になって、
喋りまくった。
私の『チェーンストア』に対して、
「いい本です」と褒めてくださった。
シャンパンから白ワイン、赤ワイン。
フルコース。
最後にカプチーノ。
満足しきった一同。
ありがとうございました。
商人舎15周年を祝って、
私たちを招いてくださった。
心から感謝したい。
川野さんから直接、聞いたお話。
いつか本に書こうと思うくらい、
面白いドラマだった。
好調を続けるヤオコー。
その好調の最大の理由は、
川野幸夫その人にある。
もちろん川野さんを支える、
多くの人たちがいる。
彼らがなぜ、川野さんを支えるのか。
そんなことも、
よくわかった。
やはり、いつか本を書かねば。
改めて考えた。
ちょうど10歳年上の川野幸夫さん。
いつまでもお元気でいてほしい。
心からそう思った。
ありがとうございました。
〈結城義晴〉