宮城県仙台市。
お目当ては、
ロピア仙台ヨドバシ店。
仙台駅東口のヨドバシ仙台第2ビル3階に、
8月22日にオープン。
開業のときには、
私自身の単行本執筆が佳境に入っていた。
だから訪れることができなかった。
その後、4週連続の講演が続いた。
オープンから1カ月が過ぎた。
ちょうどいいタイミングで、
店を見に行った。
第1ビルにヨドバシカメラが入る。
第2ビルは専門店館としてリニューアルされた。
第1ビルと第2ビルは
ペデストリアンデッキでつながっている。
突き当たると、
売場面積約600坪のロピア。
商人舎流通スーパーニュース。
ロピアnews|
8/22「ロピア仙台ヨドバシ店」オープン/初年度年商目標68億円
入口は青果売場の「八百物屋あづま」。
次いで鮮魚売場は、「日本橋魚萬」。
ややコンパクトなつくりだ。
鮮魚寿司はばら売りスタイル。
大ぶりのネタで1貫200円、300円。
仙台店では丸物の鮮魚がよく売れる。
だから刺身もよく売れる。
この店の日本橋魚萬、
ロピア全体の中でも目立つ実績を示している。
鮮魚に続いて、惣菜売場。
ロピア京都ヨドバシ店のように、
通路幅をせばめ、
ワンウェイ形式を採用している。
惣菜部門チーフは、
アメリカで学んだことを、
この仙台店でチャレンジしている。
左翼奥は肉のロピア。
オープン当初、肉より魚のほうが好調だった。
東北営業本部長。
「関西では肉が爆発的に売れます。
でも仙台では魚がよく売れます。
お客さんは調理の仕方もよく知っていらっしゃる」
顧客がロピアの肉のクオリティを知り、
売上げもぐんぐん伸びてきた。
ロピアオリジナル商品も増えてきた。
平ケースやエンドで訴求する。
本部長とはずいぶん話した。
気づいた点もアドバイスした。
私が指摘したことを、
その場ですぐに改善してくれた。
私たちはオープン前から、
土曜日のピーク時の3時過ぎまで滞在した。
仙台駅の商業ビルには、
驚くほど人が集まっていた。
昼時にはヨドバシカメラ6階のレストラン街は、
長蛇の列ができていた。
その食事を済ませた人たちが、
2時過ぎから続々とロピアにやってくる。
SNSなどでロピアの評判が拡散されていけば、
さらに顧客が増えていく。
しかしまだまだ地域への密着は必要だ。
メンバーを見ていると、
それがどんどん進められると確信した。
仙台駅という好立地と、
広域商圏型スーパーマーケットのロピア。
享楽円消費に沸く年末商戦に、
仙台ヨドバシ店がどう対応するのか。
今から楽しみだ。
詳細は月刊商人舎10月号に掲載予定。
中島さん、ありがとうございました。
快適な仙台への旅だった。
〈結城義晴〉