サッカーワールドカップ2023。
1次リーグプールD 。
日本代表はここまで2勝1敗。
イングランドに大敗して、
チリとサモアに快勝した。
アルゼンチンと日本が2勝1敗で並んで、
決勝トーナメントに進むための決戦。
ワクワクしながら見ていた。
主将でナンバー8の姫野和樹は、
国歌斉唱で武者震いしながら、
涙を流していた。
その姫野も活躍した。
スタンドオフの松田力也も、
ゴールキック、ペナルティキックと、
ゲームメークで役目を果たした。
姫野も松田も帝京大学の同期。
大学選手権で9連覇に貢献した。
スクラムハーフの齋藤直人は、
実にいい働きをした。
桐蔭学園のとき、
全国高校ラグビーで準優勝。
早稲田に入学すると、
4年で主将になって、
全国大学選手権で優勝し、
大学日本一となった。
その闘志は見事にゲームに生きた。
プロップの稲垣啓太は、
関東学院で主将だった。
笑わない男も、
スクラム、タックルで、
黙々と仕事をした。
フッカーの堀江翔太も、
帝京大学で主将だった。
レゲエ風ドレッドヘアの最年長。
スクラムの真ん中で頑張ったし、
ラインアウトのスロワーとしても秀逸だった。
バックスの中村亮土も、
帝京大学の主将で5連覇を担った。
私は大学ラグビーのファンだが、
その大学時代に主力として活躍し、
いずれもリーダーシップをもつ、
人柄のいい選手が参集している。
それでも日本は、
アルゼンチンに惜敗した。
27対39。
終始リードされて、
アルゼンチンが一枚上であることを、
思い知らされた。
よく闘った。
しかし大胆な若返りを図って、
再出発だ。
4年後の開催国はオーストラリアである。
しかしこのフランス大会で、
強豪のオーストラリアは、
ウェールズとフィジーに負けて、
1次リーグで敗退した。
史上初の屈辱だ。
前の日本代表のエディ・ジョーンズ監督が、
その責任を果たせなかった。
ニュージーランドも、
1次リーグでフランスに波乱の敗北。
フランスが優勝候補の筆頭に上がってきた。
ジャパンは出られないけれど、
ワールドカップラグビーは、
決勝トーナメントが面白い。
準々決勝のゲーム開催のとき、
私はニューヨークにいて、
試合を見ることができるかどうかわからない。
〈時事通信提供〉
14日がウェールズvsアルゼンチン、
アイルランドvsニュージーランド。
15日がイングランドvsフィジー、
フランスvs南アフリカ。
ずばり予測すると、
アルゼンチンとニュージーランド、
イングランドとフランスが残るか。
アイルランド対ニュージーランド、
フランス対南アフリカ。
この準々決勝は、
今大会の大勝負だ。
ちなみに世界ランキングは現在、
1位 アイルランド
2位 フランス
3位 南アフリカ
4位 ニュージーランド
この4強が準々決勝でぶつかる。
以下、
5位 スコットランド
6位 イングランド
7位 ウェールズ
8位 フィジー
9位 アルゼンチン
アルゼンチンがベスト8に残ったのは、
凄いことだ。
10位 オーストラリア
11位 イタリア
12位 日本
ラグビーは波乱のないスポーツだと言われる。
日本代表が準々決勝に残る難しさは、
このランキングが示している。
よくやった。
次の若い力に期待しよう。
私はホームコースでゴルフ。
単行本『チェーンストア』を書き上げて、
それから月刊商人舎10月号も仕上げた。
だからスポーツの日に向けて、
身体を動かす。
秋空と雲。
名物の13番ホール。
雲はどんどん広がっていく。
快適なゴルフ日和。
ジャック・ニクラウス設計。
そのニクラウス像もハロウィン風に飾られた。
ゴルフ用のバットを、
ゆっくりと振る。
これがいい練習になる。
アメリカ出張の際にも、
持って行きたいくらいだ。
1日、ゴルフラウンドして、
身体はいい状態になった。
ジャック・ニクラウスの言葉。
「ゴルフでは、
良い人柄と良いスイングしか
役に立たない」
ラグビーも同じだ。
来週はダラスとニューヨークです。
〈結城義晴〉