帰国前夜。
店舗訪問からホテルに戻って、
14時半から自由視察。
私はホテルで仕事をこなして、少し仮眠。
夜はミュージカルを観に行った。
ニューヨークとロンドンは、
ミュージカルだ。
ニューヨークは雨模様で、
どんどん気温が下がってきた。
薄着の山本恭広編集長は急きょ、
隣の土産物屋でフード付きのトレーナーを購入。
2Xのサイズはこちらではすぐ手に入る。
ホテルのすぐそばのアジアンフードホールで、
軽食をとって、雨の中、劇場へ向かう。
土曜の雨の夜。
今回はここで食べなかったが、
次はこの店のポーターハウスを食べに来よう。
そして見えてきました。
ニール・サイモン・シアター。
そう、「MJ」です。
マイケル・ジャクソンの物語。
そのムーンウォークのシルエット。
開演5分。
出演者たちがばらばらに登場して、
静かにパフォーマンス。
ほぼ全員がステージに上がって、
準備はできた。
あとはマイケルの登場を待つばかり。
そして夜8時。
MJがスタート。
ここから撮影はNG。
2時間半ほどのミュージカル。
マイケル・ジャクソンのヒット曲を中心に、
マイケルの半生が描かれる。
1958年8月29日生まれ、
2009年6月25日没。
亡くなってから24年が過ぎる。
歌も踊りも物語もすばらしかった。
主演のマイルズ・フロストは、
昨年、トニー賞を受賞。
ムーンウォークも見事だし、
話し方はよく特徴を捉えていた。
マイケル・ジャクソンになりきっていた。
感動した。
ニューヨーク最後の夜を堪能した。
延泊する福島道夫さんと固い握手。
ツアーをずいぶんと盛り上げてくれた。
福島さんと浅野秀二さんは
10月18日オープンのウェグマンズを視察する。
二人に見送られて出発。
バスは一路、JFK国際空港へ。
チェックインを済ませて、
全員で記念写真。
㈱関西スーパーマーケットの皆さんと。
出原健二さん、河合俊和さん、
山田源さん、和田勇樹さん。
夕方の4時半、到着しました。
羽田空港の美しい夕日が迎えてくれた。
3年ぶりのニューヨーク、ダラス。
HEBもウェグマンズも、
大きく変わっていた。
HEBはダラス都市圏への本格的な進出。
ウェグマンズはブルックリンに出て、
マンハッタンへの歴史的出店を控える。
いずれも実にいい店、強い店だ。
もちろんウォルマートとクローガーは、
巨大な者が変化するという難事業を果たしている。
トレーダー・ジョーとホールフーズは、
それほど変化していなかった。
それでいいのか、悪いのか、
わからない。
ゼイバーズは変わらない。
これは変わらないほうがいい。
フェアウェイマーケットとシタレラ。
苦境が鮮明になった観がある。
中小規模の企業の生き残り方、
反面教師となるだろう。
ダラスではアルディも変わっていた。
ニュージャージーのリドルも強力になっていた。
プライベートブランド開発が進んだ。
やっぱり、そうだと思った。
「コロナは時間を早めた」
〈結城義晴〉