米国ABCの朝の番組。
イスラエルの攻撃で、
数多の人々が避難した。
ウクライナ戦線は、
ロシア・ウラジーミル・プーチンが悪い。
これは繕いようのない事実だ。
そしてそれが映像として、
世界に明らかにされた。
ブチャの惨劇など忘れようがない。
そしてこのパレスチナ自治区ガザ。
長いながい歴史があって、
どちらも矛を収めて、
安寧を追求するしかない。
それはわかっている。
しかし現実は悪い方へ悪い方へ向かう。
1993年のオスロ合意では、
パレスチナのヤセル・アラファト大統領と、
イスラエルのイツハク・ラビン首相が、
対話路線を確認し合った。
翌1994年、この政治決断に、
ノーベル平和賞が贈られた。
30年前に戻れないか。
平和を願うリーダーがいなければならない。
それを願うばかりだ。
午後、新横浜から新大阪へ。
新幹線に乗るときは、
できるだけ富士山側の席を希望する。
富士の姿を見るだけで安心する。
人間の争いなどを超えた存在だ。
窓越しにシャッターを切り続ける。
工場や煙突が次々に過ぎていく。
富士を見終えると、
すぐにウトウトとする。
まだ体は休息を要求している。
でもなぜか、
滋賀県の伊吹山付近で目覚める。
新大阪に着くと、
タクシー乗り場は長蛇の列。
インバウンド客も多くて、
大阪は盛り上がっている。
明日は万代知識商人大学の講義。
その前日に大阪入りして、
いつも阿部秀行社長をはじめ、
幹部の皆さんと情報交換をする。
タクシーを飛ばして、
会食会場の新今里へ。
いつも利用していた「料亭 久恵」は、
この10月に「万代倶楽部」と名前を変えた。
アメリカの話をした。
マンハッタンのウェグマンズ、
ダラスのHEBとセントラルマーケット。
それからオーケー銀座店の評価。
大阪マーケットの情勢など。
有益な情報交換だった。
私は言葉少なに語って、
黙々と食べた。
まだ喉に違和感がある。
後ろは左が和久正樹取締役、
右が頓宮博取締役。
頓宮さんは明日、
フィナンシャルマネジメントの講師。
阿部さんと和久さんは、
9月12日の商人舎設立15周年セミナーに、
参加してくれた。
ありがたい。
それ以来、ひと月半ぶりだったが、
ミドルマネジメント研修会3連投があり、
1週間のダラスとニューヨークへの渡米があり、
帰国したらコロナとの闘いがあり、
ずいぶん久しぶりの気がした。
阿部さんの商売を捉える目はブレない。
その実務家のスタンスは、
実に勉強になる。
ホテルに入ると、
ロビーにハロウィンディスプレイ。
いつの間にか、秋が深まっている。
大阪までの出張で体調も回復してきた。
明日は1日講義。
頑張ります。
小売業はお陰様で、
平和産業だ。
それに従事することは、
本当に幸せだ。
〈結城義晴〉