ハロウィンです。
10月最後の日。
盛り上がろう。
しかし何ごとも、
行き過ぎはよろしくない。
若者や大人が、
野外飲みをする祭りではない。
ハロウィンは毎年、
10月31日に行われる「夜の祭り」だ。
カボチャやカブをくり抜いて、
「ジャック・オー・ランタン」を飾る。
子どもたちが魔女やお化けに仮装し、
近所の家々を訪れて、
お菓子をもらったりする。
大人が仮装するとしたら、
子どもたちを盛り上げるためだ。
それが独り歩きしてしまって、
大人のばか騒ぎになるのはよろしくない。
自制しつつ楽しむ。
それがいいと思う。
ラグビーワールドカップも、
終わってしまった。
日曜日の午前4時に起きて、
テレビ観戦した。
決勝はニュージーランドと南アフリカ。
あれだけの巨漢ラガーたちのスクラム。
どちらもびくともしない。
凄い。
南アフリカのタックルが光った。
結局はニュージーランドが、
試合前半にレッドカードを出されて、
終始14人で闘って負けた。
南アフリカの真摯な闘いぶりが印象に残った。
ジャパン代表が2015年のワールドカップで、
南アフリカのスプリングボクスを破った。
スコアは34対32の大逆転だった。
あの時も生テレビ観戦で、
大いに感動した。
今回の南アフリカの四度目の優勝によって、
あのジャパンの大金星はさらに輝く。
東京新聞の巻頭コラム「 筆洗」
アパルトヘイト政策時代の南アフリカ。
黒人はラグビーを憎んでいた。
「ラグビーを白人の野蛮さの象徴と考え、
試合となればスプリングボクスではなく、
対戦相手を応援した」
ネルソン・マンデラ元大統領は、
白人と黒人の心を一つにまとめるため、
ラグビーを振興した。
2018年、黒人ではじめて主将となったのが、
シヤ・コリシ、32歳。
今回の発言。
「人々に希望を見せたい」
インフレと高い失業率。
南アフリカはいまだ困難のなかにある。
その国民を果敢なプレーで励ます。
コラム。
「人を思う気持ちが、
あきらめぬタックルとなり、
ボールを追う力となる」
南アフリカの負けないゲームが、
世界一をもたらした。
「艱難が忍耐を生み出し、
忍耐が練達(練られた品性)を生み出し、
練達が希望を生み出す。
この希望は
失望に終わることがない」
(新約聖書・ローマ人への手紙より)
商人舎流通スーパーニュース。
マックスバリュ東海news|
気象データ活用の自動発注システムを農産部に導入
小売業もサービス業も、
いまやお天気産業だ。
そのお天気の変動が激しい。
このプロジェクトは、
気象データと自動発注を結び付けた。
マックスバリュ東海は、
2018年度から2022年度にかけて、
日本気象協会と組んで実験を進めた。
気象データとAI技術を活用して、
生鮮食品の需要予測を行う。
それを自動発注につなげる。
徐々に発注精度が向上されて、
全店導入となった。
実験店の実証実験では、
発注作業に関わる時間が約19.4%改善。
同期間の廃棄金額は約5.0%改善。
これこそイノベーションである。
イノベーションは現場に「幸」をもたらす。
このお天気産業の現場改革も、
「人々に希望を見せる」ものだ。
〈結城義晴〉