新横浜から新幹線で西へ。
すぐに丹沢山系が見えてくる。
10代のころ仲間と登った。
そして富士山。
新大阪に到着して、
それから大阪駅に移動し、
紀州路快速で和歌山へ。
7月下旬以来半年ぶりだ。
ホテルに到着して、
夕食に出かけた。
市堀川の京橋のモニュメント。
満足しました。
ホテルに戻ると、
和歌山城が見える。
標高48.9mの虎伏山(とらふすやま)の山頂の城。
贅沢な旅だ。
ありがたい。
さて商人舎流通スーパーニュース。
11月の営業結果が発表されている。
昨日書いたのが良品計画。
22.6%。
無印良品週間が奏功した。
会員への全品10%オフ。
ユニクロもニトリも好調だった。
そして、
ヤオコーnews|
11月既存店7.5%増・全店9.2%増/14カ月連続前年超え
ヤオコーの11月の月次業績。
既存店伸び率は前年同月比107.5%。
14カ月連続の前年超え。
既存店の客数は103.6%、
客単価は103.6%。
1品単価が105.4%。
買上点数(PI値)は98.3%。
10月は97.7%だった。
0.6ポイント上がった。
9月のPI値は97.9%だった。
PI値はもちろん「Purchase Index」。
総買上点数÷総客数×100。
ヤオコーが重視している指標だ。
来店客1000人当たりの購買指数。
「支持率」と呼んで使っている企業もある。
ヤオコーは記者会見でも、
ニュースリリースの発表でも、
この点数PI値を公開してくれる。
社内でも頻繁に使われている。
ヤオコーに続いて、
スーパーマーケット各社の月次成績が発表される。
このことろ絶好調なのがベルクだ。
10月は既存店売上高が前年同月比110.6%。
2カ月連続で2ケタ伸長した。
既存店客数は105.6%、客単価が104.7%。
9月は111.6%。
12カ月連続の前年クリア。
客数は106.6%、客単価が104.7%だった。
秋に入って絶好調が続く。
11月はスーパーマーケットでも、
好調な月だった。
あなたの会社、あなたの店は、
どうだっただろうか。
この好調が12月も続くといいのだが。
しかし12月商戦はもう、
決まっている。
態勢がひっくり返ることは、
そうあるものではない。
だから自分の顧客を大事にしながら、
自分の全力を尽くす。
それだけだ。
ピーター・ドラッカーは、
事業の定義を三つ挙げている。
これは「お店」の定義でもある。
第1に組織を取り巻く環境である。
事業や店は環境に影響を受ける。
そのなかの競争環境を見極めること。
年末商戦は1年の環境整理のときである。
それが来年につながる。
第2は組織の使命すなわち目的である。
12月商戦は改めて、
自社の使命やビジョンを、
確認することだ。
第3は使命を達成するために必要な、
強みについての前提である。
自社、自店の使命やビジョンに基づいて、
自社、自店の「強み」をはっきりさせる。
どんな企業、どんな店にも、
わが社、わが店の強みはある。
その強みを、
最大限に発揮する。
それが12月商戦だ。
一つになって、
頑張ってほしい。
〈結城義晴〉