レンタカーで 茨城県古河市へ。
ベルク古河諸川(こがもろかわ)店。
12月6日オープンの最新店。
天井はスケルトンで、開放感がある。
そのうえベルクの最新ノウハウ満載。
冷凍食品売場は、
真ん中の平ケースと両側のリーチインケースが、
店舗中央を貫く。
コの字型レイアウトの最後に、
インストアベーカリー。
バックヤードをシースルーにして、
実にいい売場だ。
最も売れるのが、
諸川あんぱんと諸川クリームパン。
購入して食べてみたが、
実においしい。
店内には楽しい仕掛けがある。
これは「グミ」売場に誘導する足型。
久保翔太副店長が応対してくれた。
半年前に副店長になった31歳。
早く店長になってください。
このベルク古河諸川店。
素晴らしい。
隠れた秘密がある。
その詳細は、
月刊商人舎新年1月号で披露しよう。
すべての読者にとっても、
2024年に向けて大いに役に立つスタディだ。
乞う! ご期待。
ベルクを辞して、
フードスクエアカスミ古河諸川店へ。
昨2022年7月15日オープンの新店。
カスミnews|
フードスクエアカスミ古河諸川店(543坪)7/15開設
フードスクエアは2000㎡級で、
カスミのレギュラータイプだ。
この店の売場面積は1796㎡(543坪)、
駐車場146台、駐輪場80台。
年商目標は17億円と発表されている。
カスミは今、ある実験をしている。
生みの苦しみの最中にある。
頑張ってほしい。
さらに近隣には、
マスダ三和(みわ)店がある。
こちらは古い店で、
カスミやベルクが出てくる前は、
一番店だったのだろう。
現在はエコスの傘下に入っている。
多分、増田伊作さんが社長のころに、
開発した店だろう。
きちんと売場面積をとって、
コの字型のレイアウトにして、
駐車場もそれなりに備えている。
しかしやはり古い店の印象はぬぐえない。
急ぎ、小山駅に取って返して、
東京へ戻る。
しかし予定をオーバーした取材となって、
新幹線を1台乗り過ごした。
小山駅の新幹線は、
1時間に1本しか止まらない。
東京・日本橋二丁目へ。
日本スーパーマーケット協会。
恒例の販売統計調査と景気動向調査の発表。
江口法生専務理事(左)。
右は日生協の近藤美奈子広報部部長。
岩崎高治協会会長が、
2023年の振り返りと24年の展望を語った。
「2024年年頭所感」は、
すでに発表されている。
それにかぶせるように、
岩崎高治らしい鋭い分析の語りだった。
そのあとの質疑応答に際しても、
質問者のだらだらとした話を、
メモを取りつつ的確にまとめて、
想定を超えた内容を即答した。
全部終わってから、
私は今日のベルクで見たことを話した。
それから先月号のヤオコーのことも、
質問してみた。
これらの難問にも即答してくれた。
その回答のことは書かない。
ライフらしい考え方だと思う。
今年最後のツーショット。
商人舎15周年セミナーにも、
ずっと参加してもらった。
パーティでは乾杯の音頭を取ってもらった。
心から感謝しつつ、
岩崎さんの来年の活躍を祈念しよう。
日本橋の商店街のイルミネーションは、
とてもきれいだった。
岩崎さんは57歳。
ヤオコー社長の川野澄人さんは48歳。
ベルク社長の原島一誠さんは45歳。
そういった人たちの時代になった。
私の役目は見守ることだ。
ちなみにナザレのイエスの誕生は、
紀元1年の12月25日とされている。
死んだのは諸説あるけれど30歳か、
あるいは33歳だという。
東方の3人の学者たちは、
イエスの誕生に立ち会ったあと、
その成長と短い人生を見守ったのだろう。
私は来年も、
彼らの成長を見守ろうと思う。
〈結城義晴〉