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ロピアnews|
3/25「ロピア沖縄国際通り店」/フランチャイズで沖縄県初進出
(株)OIC(オイシー)グループが、
沖縄県那覇市に進出する。
イトーヨーカ堂の撤退跡への出店で、
北海道と東北にエリアを広げる。
その前に沖縄。
これで北海道から沖縄までの、
「ナショナルチェーン(?)」ということになる。
これはかつての鈴屋が展開した方式で、
邪道だと評価されている。
ドミナントエリアづくりは、
一つひとつ固めていかねばならない。
飛び火してはいけない、と。
しかしロピアはこのセオリーをも、
破ろうとしている。
そしてこれはロピア初のフランチャイズ店舗だ。
運営は野嵩商会。
沖縄県内で「フレッシュプラザユニオン」を、
20店舗展開するチェーンだ。
いずれも24時間営業のスーパーマーケット。
これによってロピアの店舗は、
全国16都道府県と台湾、
合わせ90店舗となる。
ただし沖縄の店は、
売場面積1032㎡(312坪)と狭い。
ここに青果、鮮魚、精肉、惣菜、食品の、
5部門が展開される。
ユニオンの他の店同様に、
24時間・365日の営業。
昨年の商人舎10月号特集。
ロピアの「点と面」作戦
九州と東北の「飛び火」商勢圏づくりを可能とするもの
ここで飛び火出店作戦の意味を整理した。
その理論によって沖縄へ飛ぶ。
北海道・東北へ広がる。
さてその成果は。
今日、「セルコレポート」が届いた。
表紙の写真は、
大阪屋ショップ射水店(富山)。
元気な店が紹介されている。
私の連載はもう23回。
「艱難は商人を鍛える」
今回は「仕事で苦学する5つの要件」
編集を担当してくれているのが、
㈱ストアジャパン社の和田勇さん。
いつも一番最初に、
ゲラの段階で愛読してくれているとか。
本当にありがたい。
今度、一献、やりましょう。
それからセルコレポートの連載が最終回。
浅野秀二先生の「米国小売業最新レポート」
最後のメッセージは、
「人と仲良くする力をもて」
いい最終回だった。
夕方の4時に来客。
平賀康一郎さん。
㈱食品速報の速報部編集長。
日刊食品速報を毎日出している。
私の講演を聞いてくれたり、
書いたものを読んでいてくれたり。
うれしい限りだ。
1980年生まれの43歳。
早稲田大学第一文学部出身。
まだまだこれから。
将来が楽しみだ。
食品速報は、
「広告を一切掲載しない情報紙」
私が育った商業界や今の商人舎と、
同じ志を持つ。
ジャーナリズムを貫く。
阿(おもね)ることも、
媚(こ)びることもしない。
来る者拒まず、
去る者追わず。
いわば正義を貫徹する。
もちろん応援する場合もある。
それも正義の応援だ。
平賀さんからじっくり話を聞いて、
いろいろと話した。
席を変えて居酒屋「志摩」。
山本恭広編集長、
亀谷しづえGMも加わって、
ここでもじっくり話した。
本当に久しぶりに、
若くて骨のあるジャーナリストと会って、
すぐに意気投合。
うれしいことです。
自分の若いころを思い出した。
そして私も若返った。
ありがとう、平賀康一郎さん。
〈結城義晴〉