商人舎流通SuperNews。
3月期決算が次々に発表される。
ヤマダnews|
売上高1兆5920億円0.5%減/経常利益470億円6.0%減
㈱ヤマダホールディングス、
いまだ山田昇会長兼社長。
売上高1兆5920億円、
前年同期比0.5%減。
営業利益414億8900万円(5.8%減)、
経常利益470億3700万円(6.0%減)。
減収減益。
主力のデンキ事業の売上高が、
1兆2912億円で1.6%減。
家電チェーンは全体によろしくない。
しかし、
ノジマnew|
売上高7613億円21.6%増・経常利益329億円9.1%減
㈱ノジマは増収減益。
売上高7613億円、対前年比21.6%増、
営業利益305億6000万円(9.0%減)、
経常利益は329億3700万円(9.1%減)。
営業利益率4.0%、経常利益率4.3%。
家電小売業界全般の売上げは横ばいに推移した。
しかしキャリアショップ運営事業は、
売上高3465億4100万円(47.9%増)、
経常利益84億3000万円(36.7%増)、
大幅な増収増益となった。
魚力news|
年商363億円7.7%増・経常利益44%増、小売事業がけん引
鮮魚専門店チェーンの㈱魚力。
売上高363億万円、前期比7.7%増。
営業利益15億8200万円(45.6%増)、
経常利益20億3900万円(43.8%増)。
増収増益だ。
営業利益率4.4%、経常利益率5.6%。
魚屋のチェーンで利益5%は凄い。
卸売事業では子会社の魚力商事㈱が、
米国で既存取引先への販売を強化した。
ウェグマンズとのコラボレーションである。
最後に、
ワークマンnews|
売上高1327億円3.4%増・経常利益237億円4.0%減
㈱ワークマンの売上高1327億円、
前年同期比3.4%増。
成長スピードは鈍化した。
営業利益231億4200万円(4.0%減)、
経常利益236億6600万円(4.0%減)。
増収減益ながら、
営業利益率17.4%、経常利益率17.8%。
凄い利益体質であることは変わらない。
プライベートブランドは、
チェーン全店売上高構成比67.8%。
前年同期比1.9ポイント増。
新規出店はロードサイド20店舗、
ショッピングセンター13店舗、
合計33店舗。
スクラップ&ビルド16店舗、
改装転換66店舗、閉店3店舗。
期末店舗数は1011店舗。
ワークマン401店舗、
ワークマンプラス552店舗、
#ワークマン女子48店舗、
ワークマンプロ10店舗。
フランチャイズ・ストアが952店舗。
前期末より13店舗増。
直営店が17店舗増の59店舗。
運営形態別の売上高では、
フランチャイズ・ストア1609億円(1.3%増)、
直営店143億円(30.6%増)
フランチャイズが構成比91.8%である。
ワークマン女子の成長が鈍化した。
やはりカジュアル衣料は、
競争が厳しい。
常にイノベーションがなければ、
飽きられてしまう。
それはアメリカの競争と同じ。
さて、今日はアメリカに旅立つ日。
朝7時に横浜エアーターミナルから、
リムジンバス。
朝の渋滞があるので、
これが一番安心できる。
ベイブリッジ。
そして横浜港とみなとみらい。
第1、第2ターミナルを回って、
第3ターミナル国際線。
全員が集合して、
チケットを手に入れると、
会議室で最初の講義。
商人舎US研修ベーシックコース。
今回で12回目となる。
2010年からはじめて、
2020年、2021年、2022年と、
3年間は中止していた。
昨年から再開して、
参加者も満員御礼。
それからラスベガスという街の、
イノベーションの歴史。
さらにテキストの中の文章を、
機中で読んでもらいたいとして紹介した。
インナウトバーガーのこと、
ウォルマートのこと、
容量や重量の知識。
Las Vegasに着いて、
すぐに必要な知識を確認する。
現地に着いたら毎朝のセミナーで、
じっくりと講義する。
3日目には理解度判定テストをするし、
グループごとに商品調査と検討、
そして発表をする。
私は全力で講義することを約束した。
最後にカリスマ添乗員の佐藤公彦さんが、
すっきりと注意点をまとめてくれて、
朝の講義は終了。
では、行ってきます。
あとはよろしく。
(つづきます)
〈結城義晴〉